エスティマ 社外スタビリンクブーツ交換
エスティマ
社外スタビリンクブーツ交換
旧車両のエスティマには社外スタビリンクを装着しておりました。
なにがきっかけでスタビリンクを手に入れたのかは忘れてしまいましたが、このパーツを装着して激変した記憶があります。
ローダウン車の場合、純正長のスタビリンクのままだとロールを抑えるためのスタビライザーが正常に機能せずロールが大きくなります。
見た目などは全く変わりませんが交差点などで曲がった瞬間に効果を実感できるパーツです。
車検に出した際にオイル漏れと一緒にスタビリンクのブーツ切れも指摘されており再購入を検討しておりました。
まぁ廃車になってしまったのですが、、
車両入れ替えの際、足回り移植する際にせっかくなので外してみました。
ネットで調べてみるとブーツ交換をしている方が何名かいらっしゃいましたのでチャレンジしてみることにしました。
ただ、社外のスタビリンクのブーツ交換ではなく皆さん純正のそれを交換しています。
果たして社外のブーツ交換はできるのでしょうか?
純正のブーツ交換の場合、大野ゴムの「DC-2523」という部品が適合するようです。
とりあえず純正と比較してみたところリンク部分はほとんど変わらない形状。
でもいくら安価とはいえ購入して付かなかったらアホらしい。
商品代と同じくらいの送料かかりますし
貧乏くさいですが、まずは切れていない純正からブーツを移植してみることにしました。
社外のスタビリンクはだいたいが調整式です。
わたしのも調整式で一番短くすると純正長となります。
車高を下げるとこのスタビリンクの長さが足りなくなり上に引っ張られスタビライザーが機能しなくなります。
これを長くすることによって本来のスタビライザーの機能が発揮され過度なロールが抑えられるようになります。
さて問題のブーツ。この部分に亀裂が入っています。
これ、自分だったら全然気づかないレベルです
グリスもはみ出ておりません。
こちらは純正。
かなりきれいです。
もしかしたら数年前に車両購入した時点ですでに交換されていたのかもしれません。
ブーツの形状は社外と純正で異なっており社外の方は蛇腹になっています。
純正のブーツから取り外してみます。
純正ブーツの形状はハクション大魔王の顔のような形状をしており幅が広い方と狭い方があります。
幅が広い方はキーホルダーのリングのようなもので押さえつけられています。
狭い方はリングありません。
まずはリング。
精密ドライバーのマイナスなどを使ってブーツに穴などを開けないように気をつけて外しました。
小さい穴の方はリングは付いておりません。
しかし皿のようなモノがネジの根元についているのでそのまま抜こうとすると切れそう。
一旦溝から落とす感覚で幅広いほうにずらしました。
そしてブーツ外し。
ブーツをひっくり返すような感じで外すことができました。
続いて社外のほう。
かたや社外。
なお、メーカーではブーツ切れの場合はASSY交換を推奨しておりブーツだけでは部品が出ないようです。
純正部品代を調べてみましたが明確な金額は分かりませんでした。
社外の調整式でも10,000円ちょっとで購入できます。
ローダウンした際や、車検でブーツ切れが発覚した場合はぜひ調整式をおすすめします。
私の車両は30,000㌔くらいで切れてしまったのでブーツの耐久性はあまり高くないかもしれませんが。。
処分に困っていたスタビリンク。
あと3つブーツが付いているので部品取りとして活用することにします!