この日も危険な暑さだったのですが
お盆の時期限定の御朱印を頂きたくて
深大寺へ


↑ほおずきの刺繍が入った御朱印 クリアファイル付き
ほおずき守りは含まれません。

ほおずき市が開かれる時期ですが

ほおずきには

魔除けの意味もあるそう。


可愛い姿なんですけど
子供の頃は、ほおずきにちょっと怖いイメージもあって

見てるとやっぱり‥


もしかして、可愛い姿とは裏腹に

怖いこと考えてない?

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深大寺は天平時代に開山したといわれていて
国宝の白鳳釈迦如来像が拝めます。
白鳳時代の仏像らしく、インドや中東の雰囲気漂う曲線美のおおらかなお顔。

(白鳳釈迦如来像 深大寺のホームページからお借りしました。)


この釈迦如来像は慶応元年の火災から長らく仮置きのままになっていたらしい。
当時小僧として働いていた僧侶は

貴重な仏像だと知らず
本堂のお掃除の時、はたきでパンパン頭からはたいていたそうだ。
後に、何という事をしてしまったのか!
と後悔したそう。
指の先が折れてるし、表面の細かい傷はそのせいかな?

境内には湧き水がいくつもあって
そこから豊富な水が参道の側溝へと流れていきます。

 




 

参道はかき氷やお饅頭、お蕎麦屋さんが並んで昭和レトロな雰囲気
そして、いつもなら緑と清流が涼をもたらしてくれるのですが

この日は蕎麦屋のご主人が汗だくで

側溝から水を汲んで打ち水をしてました。
まさに焼け石に水

と思って見てたら
子供達の歓声!

お店のご主人も嬉しそう!


水しぶきがかかると、なぜだか楽しくなる
その気持ちすごくわかりますw

打ち水のお陰で

子供も大人も笑顔になりました。

深大寺ではこのところ
野生のフクロウが巣立ったたり
オオムラサキの幼虫が蛹になったり
楽しいニュースが続いてたので
探したかったけど

さすがに暑くて断念。


山門にほおずきのゲートが設置されたらまた来よう。

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七夕といえば、今年は都知事選でした。


もっと都政の政策についての議論をして欲しかった。

国政選挙ではないのだから。


都民の生活レベルでは

区や市によって差はあるけど

区役所が住民のニーズを汲み取っている。


ゴミ出しとカラス問題もそれなりに解決しているし

学校以外の教育施設や教育プログラム

還元率が高い地域通貨とか

完全ではないにしろ

目に見える形で恩恵が受けられていると思う。


子供政策についても

高校まで学費、医療の無料化はすでにやってるし

さらにお金を配れば出生率が上がるわけでないことも

多くの住民はわかってる。


友人の子は、夫婦で大手企業に勤めていて

東京の夜景が見渡せるタワーマンションの高層階に住み

インテリア雑誌に載っているような家具に囲まれているこの生活が気に入っていて

子供は作らず今の生活を続けたいらしい。


つまり、ライフスタイルが多様化していて

何のしがらみもないから

ライフスタイルを自由に選択しているのだ。


反〇〇とか脱〇〇を声高に訴えるほど

都政で何をしたいのかが伝わってこない。

一方で

「早急に東京のセキュリティを確保する」

これを政策として掲げた現職は、住民のニーズを汲み取っていると印象付けられた。

全てを受け入れているわけではないけど

緑のた○きと言われて

したたかな印象どおり、現職の強みを活かした。


話題性のみを追求したポスターや

バズる動画で票を集めたり

民主主義のマイナス面が強調されてしまった選挙でもあったと思う。


少し前のイギリスの選挙後のスナク元首相の演説は

その謙虚さと寛容さの中に

成熟したイギリスの民主主義の凄みまで感じる。


そして改めて今回の選挙を振り返って

この国の民主主義の幼さを痛感してしまうのだ。