シジュウカラの子が巣立ちました。
金柑の葉の栄養を十分吸収した青虫をたらふく食べて
立派に成長してくれて良かった。

でも、ハナミズキの高い所から親鳥にまだおねだりしてます。
親鳥はまるで食べ物のありかを教えているみたいに
庭の紫陽花に急降下して何かをついばむと、子供がいる所まで運んでました。

我が家の庭をよくご存知のようでw

ーーーーーーーーーーーー


ご近所の庭先も

線路沿いも

紫陽花が見頃を迎えています。

ひと雨ごとに花の色が移り変わる紫陽花は清々しくてこの時期ならではの楽しみ。

そして紫陽花をバックに電車を撮影をする鉄オタ君たちをよく見かけますw







紫陽花の色彩は板谷波山の淡くて清々しいやきもののイメージ

出光美術館が帝劇ビルの建て替えでしばらく休業するそうで

波山大好きな私としては

その前にじっくり目に焼き付けておきたい!


‥ということで行ってきました。





出光佐三は板谷波山のパトロンでもありました。

古典の研究や再現にとどまらず

当時の流行だったアールヌーボーも取り入れながら、独自の表現技術を創造するパワー、完璧主義とまで言われた美しさを追求する精神力

そんな波山の溢れる創造力にも魅力を感じたらしい。


個人のコレクションによる美術館の良いところは、集客よりも創設者の作品に対する熱い思いを感じられるところ。

コレクションを鑑賞すれば自分の「好き」の心理が見えてくる。


作品の美しさに感動するたびに「この芸術表現はどのように創られたのか?」というところに強い関心が向いてしまう私。
この興味は美術だけでなく音楽に対しても同様で演奏家よりも作曲家に関心を持つ傾向がある。

古くて新しい表現を創造する芸術というものに惹かれるのかもしれません。

ーーーーーーーーーーーー


近くのショコラテリアが珍しく空いていたので、アイスショコラで一休み。

レモン風味が爽やかで美味しかったです。