変わりやすい春の天気で
予報が外れてくれて
週末はお花見日和になった。

インバウンドのお花見事情により
お花見は近所で。


江戸時代の上水路だった玉川上水が近くにあります。
玉川上水は現在は使われてませんが
近年の上流部の清流復活工事により流れが蘇りました。
都心部ではほとんど暗渠化されて緑道になっているのですが
所々開渠になっていて

水と緑そして桜が楽しめます。
 

ここから↓水路がお目見え。


ここの↓少し先から最終地の新宿まで暗渠化され緑道になってます。
この日は水量が少なくて小川のよう


江戸時代、人口増加による飲料水不足を解消すべく
多摩川の水を取り入れ、羽村市から新宿区四谷まで43キロにわたって水路を掘った。

これが玉川上水。
その工事を任された玉川兄弟の苦労や優れた土木技術については
都内の小学生なら社会科「地域学習」の授業でよく知っている。

そこでふと思ったのですが
他の道府県の「地域学習」授業はどうなのかな。
私の知らない事がたくさんありそうで

面白そう。



桜前線のニュースを見る度に

日本列島は縦に長くて

様々な気候区分に属することを実感する。
だから

ほぼ単一言語国だけど
地域によって暮らしも異なるわけだ。

外国語でのコミュニケーションにおいては
言葉の背景に文化があることを認識しやすいが

日本人同士のコミュニケーションにおいては
同じ日本語を使っているという安心感からか

言葉の認知の違いについて意識されにくい。


言葉の認知はこれまでの生き方に影響され
人間だれでも自分なりの背景で意味づけしてしまいがちだという事を
発信する側だけでなく

受け取る側も肝に銘じておきたい。

住み慣れた土地を離れ
一人で新生活を始めると
「自分の身は自分で守らなくては!」
と痛感する場面があることでしょう。

防犯、防災の備えはもちろん必要です。
そして
「思い込み」を手放すことも
自分を守る手段の一つだと思うのです。

 

桜咲く新天地に幸せが訪れますように・・