日本画家の鷹濱さんは
虎、象、鷹など強い動物がお好きで
とくに虎は目をつぶっても描けるそう。

池袋西武で開催された個展に伺ったとき
龍虎図の前からしばらく離れられなくなった。


その虎のヒゲは白く透明で鋭く
その一本一本に研ぎ澄まされた神経が行き渡っているようで
眼光は鋭いけど瞳は優しい

己の強さを

自慢しなくとも
自然と体から放たれていた。

野生動物って
誰かのために何かしようとか
誰かに優しくしようとか
そういう生き方はしていないと思う。
ただ、生きることを全うしているだけ。

もしかして
優しさって誰かに配るものではなくて
自分の本心に従って
邪念や雑念を捨てて
強く懸命に生きていく先に生まれるもの
それが本当の優しさなのかも。

そんなことを思いながら観てました。

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冷たい嵐にじっと耐えた球根の花々が

日差しが温かくなって

どんどん咲いてきた。

 

紫のクロッカスの

オレンジ色のめしべとの

色の取り合わせに毎年感動してしまいます。

 

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最後におやつの写真。

京都の喫茶ソワレが日本橋三越に期間限定で出店していて

色鮮やかなゼリーポンチ↓に惹かれて食べてきました。

甘さ控えめと聞いていたけど

ほんとにその通りで

暑い夏の京都に良さそうな

さっぱりとしたお味。

 

忙しいデパ地下のイートインで

接客がなんとも京都のお店らしく

京都にいる気分も味わえました。