橘の木に毎年たくさんの卵を産み付けるキアゲハ、今年は見ないなと心配していたら

幼虫を発見。

 


 

ところがその翌日、芝刈りするって言ってた夫が、橘の剪定していたから慌てた。
暑いし、橘は刺があって幹が太くて剪定が大変だから、やってくれるのは大変うれしいけど・・


どうか無事でいてくれますように!

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先日、ICTによる人間拡張(身体の拡張)の話を聞く機会があった。

(話のメインは違うのですが・・)


人間拡張と聞いてすぐ頭に浮かぶのはパワーアシストスーツ
作業の効率化や低下した身体能力を補完するなど人間の動作をサポートするもの。

少し前にCMでピアニストの動きとシンクロして演奏ができるようになるというのもあった。

そして今回聞いたのは、最近の脳神経の研究でわかってきたこと

例えば人間の手を3本に増やしたら、それを使えるようにするには脳のどこを訓練すればいいのかが解明されてきた。
つまり人間の3本目、4本目の手を増設できるということだ。

この研究を拡張していけば、手足だけでなく尻尾や動物のような大きな耳まで増設できるわけで、社会発展という目的でこれを本気で開発している研究者グループがいるそうだ。

手が4本あったら、庭仕事も短時間で済むかな。
頭が一つだと結局一方向しか見られないから、2本同時に剪定するのは無理そう。

だけど、4本の手で戦闘仕掛けられたら・・
これは怖い。
どうか、世界が平和になってからにしてください。

もし人間に耳や尻尾が備わったら・・
むりやり口角上げてなんとか気持ちをごまかしても、耳や尻尾でばれそう。
それに大きな耳で賑やかな繁華街を歩いたら多分頭痛がする。

結局、便利そうだけどややこしい。

そういえば、曲アレンジに腕が足りないだの指が足りないだの言ってたピアニストさん(↓)彼ならここぞとばかり活用しそうw


 

話を聞きながら、そんなこと考えてました。
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「ムジカノーヴァ」9月号に

福間洸太郎さんの書き込み楽譜が付いていたので早速購入した。
ラフマニノフ「鐘」の楽譜!

去年の12月、福間さんのリサイタルで聴いた時、息子が弾いてた鐘の音と違う音が聴こえたのでびっくりしたことを思い出した。
ビブラートペダルを使ってらした。

付録の楽譜を見ると、やはり第42小節あたりから「足を震わせてビブラートペダル」と書かれている。
雑誌の解説文には、音が濁りやすいからと、その理由が書かれてあったが
息子は先生から「ロシア正教独特の色々な高さの鐘の音が一斉に響くように」と言われた箇所だそうで
そういう意味でもビブラートペダルの効果があるのかなと思った。

実はこっそり息子の楽譜の書き込みと見比べているが、これがなかなか楽しいw

福間さんの楽譜に「少し重めに取りつかれた感じで」と書かれている所
息子の楽譜には「肩甲骨からの重さを感じて」と書かれていた。
表現のための具体的な弾き方を教わっていたことがわかる。

先生から細かく具体的な弾き方を教わると
器用な子たちは、小さいうちから愛やら苦悩の曲を演奏してみせ、大人をあっと言わせる。
でもその中で、自ら解釈を研究してこだわりを持って表現のための演奏技術を修練する人がプロとなり私たちを楽しませてくれる。
演奏家それぞれのこだわりを聴き比べるのもクラシックの楽しみの一つだと思う。

ラフマニノフの曲は身体的に負荷がかかるからサポータをつけて練習するといいと書いてあったけど、前述のピアニストとシンクロして弾く技術を使うと、重苦しい曲調も微笑みながら軽々弾けるというわけだ。
なんだか人が信じられなくなってくるw

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雨が降ったり、涼しい風が吹いたり、また暑くなったり・・

このところ夏と秋がせめぎあってる。

 

 

ハナミズキの実が赤くなり(紅葉のころまでに鳥にたべられちゃうけど)

秋色の花も咲き始めた。

 

空高く色鮮やかな秋

美味しいものが実る秋

でも

賑やかな夏が終わって

ちょっぴり寂しい気持ちになる

 

季節は巡るから

夏にやり残したことはまた来年にすればいい。

ゆっくりいこう。