またまた一周遅れになってしまうが、
男性の髭脱毛についてのYoutube動画から思い出したことがある。

動画の中で、自身を指さし「変わったところわかる?」と後輩ピアニストに聞いているシーン。
痛い思いまでしたその成果を彼女に気付かれたいけど、なかなか気付かれない。


髭ではないけど、私も気付けなかった経験がある。
3年ぶりに会った友人(女性)に「元気だった?」という挨拶もそこそこに
「私、変わった?」と顔を指さして聞かれた。

彼女はもともと美人さんであり、お化粧もおしゃれも品良くまとめた美意識の高い人だ。

そもそも、私くらいの年頃になると「変わった」という言葉は、老けたとか、太ったとかマイナスの意味になることの方が多い。
だからどこか具体的にほめるべきなんだろうけど・・
正直、返答に困った。

必死に頭を回転させて
「全然変わらないわよ!昔のままよ!」と言ってみた。
これが今の私たちにとって一番の「ほめ言葉」だと思ったから。

それでも
「そう?変わったと思わない?」
と言ってくるから
「ぜーんぜん!変わらないわよ!」
と力を込めて言ってしまった。

後で聞いたら、彼女はエステに通っていたそうだ。
きっとお化粧ののりが良くなったと実感したのだろうけど、
それは他人にはわからないよね・・

相手が異性だったりすると
どこそこが「変わった」という事実より「気付かれる」ことが嬉しいのではないかな。
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ロンドンのVidal Sassoonで70年代風のベルボトムスタイルのいかにもな美容師さんにお任せでカットしてもらったことがある。
そしたら若いころのオードリーヘップバーンのようなベリーショートにされた。
ちょっと切りすぎ?と思ったけど、友人に「ソフィストケートしたわね!」と言われて嬉しくなった。

そして、家で夫の反応を楽しみにしてたら・・
なんと、帰宅してドアを開け、私を見るなり慌ててドアを閉めようとした。

家を間違えたと思ったそうだ(イギリスの家は外見が同じなので)
私も意外な反応にびっくりw

これって「気付いた」のか「気付かなかった」のか・・
どっちだろう?

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ほめるって難しい。
「褒める」は目下の人を評価するニュアンスがあって
「誉める」は才能を多くの人から評価されるというニュアンスがある。
そもそも、目上の人をほめることはしないと思う。

対等の関係を崩さないためには
相手を評価するのではなくて
相手を受け入れることなのかな。

 

先の「ソフィストケート」という言葉

なかなかいいほめ言葉だなと思う。
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週末は4年ぶりの隅田川の花火だった。
かなりの人出が予想されるので、涼しい部屋でテレビ鑑賞することにした。
すると外から花火の音。

ドーンとお腹に響く音ではないけど、夏の風情があっていい。


この日は他に2か所で花火大会があったからどの花火の音かわからない。
距離からすると隅田川だと思うけど。

 

 

私にとって、隅田川の花火といえば屋形船。

川面に映る花火と屋形船の景色が美しい。

この景色がまた見られたことに幸せを感じる。

 

今回は行ってないので

過去の隅田川花火の動画からのスクショ(↓)

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この暑さで一番元気なのは百日紅かな

お花が少なくなる季節にありがとう!