このところ、16歳になる我が家のお姫様(柴犬)の調子がよくない。
高齢だし、数年前から爆弾を抱えているので
過保護なくらい大事に大事にしているのだが・・
この不順な気候のせいかもしれない。

楽しみにしてた18日のライブは断念した。
行きたかった・・

という感情がムクムク湧いてきては
スヤスヤ寝顔を見て
これを見られるのだから私の判断は間違っていないと言い聞かせるww
          

木々や草花、山や海の生き物など
リアル世界で生き物と触れ合えると、とても癒される。
仕事が忙しかったり人間関係でストレスがあっても花をテーブルに飾ってみるだけで気持ちが少し穏やかになれる。

彼らは何も言わず、静かにこちらの気持ちに寄り添ってくれるからだろう。
自分もそんな人間になりたいと思うがなかなか難しい。

私にとって、音楽や絵画など芸術は想像力が掻き立てられて現状から別の世界へ連れて行ってくれるもの。
そして刺激を受けて、明日への活力になる。
だからいくつになってもコンサートや舞台に足を運びたいと思っている。

ロンドンの夏の風物詩であるPromsは歴史あるクラシック音楽のコンサート。
2階席は比較的年齢層が高い人々がお上品な装いで聴いていて日本のクラシックコンサートと変わらない風景。
だけど、1階は10代20代くらいの若者たちが整列して床の上に座って聴く。
驚いたのが、1階の人々は演奏が終わると拍手の代わりに足をドダドダ踏み鳴らす。
2階席で隣に座っていたおばあ様はそれを見て嬉しそうに拍手をしていた。
クラシック音楽を幅広い年齢層が一緒に楽しむ素敵な光景だった。

今年の夏、札幌でPMFが開催されたことをプロガーさんから伺った。
私はコロナ前の札幌で、幸運にもこのPMFに出会えた。
東京に戻る日、空港へ向かうため札幌駅へ行くとPMFに参加している若い演奏家数人が管楽器を演奏し始めたのだ。
音楽が聞こえると徐々に人々が集まってきた。
そして老若男女お互いに場所を譲りあいながら聴いた。
心がほっこりする風景の中、音楽を志す彼らの澄んだ音が心地良くて、電車を遅らせしばらく聴き入った。

よみぃさんの札幌でのふみくんとの再会動画「千本桜」と「旅たちの日に」の連弾は
まさにこの夏で、私がPMFの演奏を聴いた場所にあのLovePianoがあった。
道行く人がふと立ち止まる風景と

演奏のバックに流れる札幌駅の構内放送が感傷的な動画だ。
ちょうどこの時登録ボタンをポチッとした。

 

それにしても、よそ者の私がなんで札幌駅の構内放送で心が揺さぶられるのだろう。
心が共振するミステリアスな周波数が出ているのかな。

PromsもPMFもその看板をかかげて東京でもコンサートをするそうだ。
どちらも設立趣旨があって地域に根付いた歴史ある文化である。
これではまるでネット記事をそのままコピペするみたいだな・・
思うところはいろいろあるが、
1人でも多くの人がクラシック音楽を聴く機会が増えることだと捉えることにしよう。