週末、新しくリリースされたよみぃさんのseacret baseを聴きまくってたら
夫が「ヘッドフォンで聴いてると耳によくないからこれで聴けば?いい音するよ」
と、ご自慢のグラスサウンドスピーカーを2台机に持ってきた。(仕方ないので)これで聴き始めた。

「やっぱりいいね」と満足そう。
確かにこれで歌を聴くとすごくいい。
アカペラを聴くのも好きなのだが、
このスピーカーだとRajatonなんかゾクゾクするくらい良い感じなのだ。
だけど・・悪くないのだけど
無性に、コーンが3つある大きなDIATONEでも聴きたくなった。
でも30年くらい前のスピーカーでアンプにBluetoothがない。
アマゾンで検索してたら、いいもの見つけた!
Bluetoothレシーバー。それがこれ↓

      

早速装着して聴いてみたら・・最高!
ピアノがもっとのびやかになって、伴奏というより声とピアノの合奏。
感動からの大満足!


私は特によみぃさんの刻むリズムが好きだ。
リズム感が超人的だし、

いろんなヴァリエーションを備えていて
オリジナルもアレンジにしても、

それで世界観を表現するところがかっこいい。
だから止まらなくなる。
これは先生に教わってできることではないから、天性の才能だと思う。


seacret baseを聴いてたからか、頭が「懐古」モードになったようだ。
その日ランチをした辺りは、今では人気スポットの一つだけど昔は静かな所だった。
今もよく行くのに、この日は思い出に浸ってしまった。

父の帰宅が早い日は、食後にこの辺りを散歩したな・・
夏はワールドフェスティバルが開かれて、近所の大使館が屋台を出してたっけ。
散歩してお店に入って、私はケーキを食べて(あの頃は太らなかった・・)
父は決まってカンパリソーダかブラディマリーを飲んでた。

そんな時父がよく言っていたのは、
「パパの青春時代は日本が貧しく、

やりたいことを我慢しなくてはならなかった。
今は豊かな時代になったのだから、

お前はそれを思う存分享受していろんなことにチャレンジしてくれ。
日本が豊かになって子の世代が幸せに生きられるようにパパたちは仕事をしてきたのだから」

だけど、今の日本を見たらなんて言うかな?
個人が己の利益や欲を満たすためだけでなく、

まわりの人々にもっと気配りする社会に育てるべきだったのではないかな。
そうしなかった付けが回ったから、

先代が築いてきた「安心」を使い果たしてしまったのかもしれない。

突然ColdplayのViva La Vidaが聴きたくなった。
特にこのライブが好き。

大ヒットした当時、
「楽しいことも苦しいこともあるけど生きるって素晴らしい」
というメッセージを感じて聴いていた。
だけど、Cupertinoの本社で開催されたSteve Jobsさんのメモリアルコンサートで演奏されてから、この曲への思いが少し変化した。
「たとえあなたの人生が志半ばであったとしてもあなたの生き様や信念を讃えたい」