(ここに病気と向き合う日記がメモ帳に残っていました。)
上記の文章が、いつのものか日付がないのでわからないけど
たぶん、退院直後かなと、書いてある病状を見て思う。
こんなことを考えて、こんな風にまとめて自分なりに病気とむきあって
あがいていたんだと思った。本当に馬鹿まじめに。
「うつ病ってどんな病気なの?」とお手軽に質問されるけど
なかなかうまくわかりやすい説明なんてできない。
理解されないことばかりで、おまけに軽蔑されたり呆れられたり
「そんな暗く考えなくて、もっと頑張ってみたら?と言われるのがオチだったり。
こちらはわけわからない巨大な敵と戦っているっていうのに
「そんな考え方はよくない。」て、やっぱり言われちゃう。
「性格が明るいから、そんな病気なんてすぐなおるよ。」
そんな風に言われたこともあった。性格なんて関係ないのにね。
それに、私は明るくなんてないんだけど
みんなで集まって飲んだり食べたりしてた時は、明るく見えたんだろう。

SEKAI NO OWARIの「銀河街の悪夢」という歌があるんだけど、
まさにあの通りなんだ、うつ病というのは。
同士がテレビに出て歌っている。メッセージを送っている。
おめでとう。がんばってね、同士よ。
これからは「うつ病ってどんな病気?」ときかれたら
「口ではうまく説明できないから
 SEKAI NO OWARIの『銀河街の悪夢』を聴いてください。」
と答えたい。

もう何年たつだろう。
病気はどんどん病名がかわって、悪くなっていくばかりで。
でも、入院してからは、自分にあったお薬が見つかって
退院してからも、その大量な薬を、朝、昼、夜、寝る前に飲んでいる。
退院してから、あんなに見てた報道番組なんかも見るのが辛くて
逆に見るのが苦痛だったドラマを見るのが
このちっぼけな空間に、病気という怪獣に閉じ込められてる私の
小さな娯楽になった。
退院前はネットばかりしてたし、ツイッターのためにスマホ買ったし。
今はそれらが何一つできない。気力がわかない。
何を発信していたのかというと、3.11が起きてからの
体に有害なもの情報や、汚染状況や政治の話。
苦手な分野なのにかじりついていた。
水は危険なのでいまだに買っている。夫がすすんでそうしている。

さすがに退院して1年たつと、少しは…ほんの少しはマシになりつつあるけど。
まだまだです、と、足のリハビリ行くと思う。
月初に足の状況の確認をするんだけど、まっすぐに歩けるようになるには
あと1ヶ月だったり、次の月にはあと2ヶ月になってたり…。
センセー、小康状態デスカ?
足みたいに具体的な身体状況なら、外から見てもわかるし
自分でも、具体的に努力できる。
足がうまく動かないのは、ひどく不便で、外出をはばむ。
例の怪獣が喜びそうだ。

こんな状態のまま、3月には大人女子会をする(笑)
もう少しましになってますように…。
こんなときは神頼み(笑)