昨日のお悩みを皆さんで考えてみようというお話の続きです。
AとB に分けて考えてみます。
A
私ってつまらない人間だなあ
わたしってほんとうにいまいちな人間だな
と思ってしまうというお悩みでしたけれど、これ、誰でもそのように感じることってありますよね。
B
この会社ってほんとうにくだらない
あの職場仲間ってほんとうにつまらない、いまいち。ああはなりたくない。
たとえばAとBを口に出して話すとしたら、圧倒的にリスキーなのはBなかんじはしますよね。
毎日足を運ぶ場所をくだらないと思う自分、ああはなりたくないというモデルの中でもがいているもしかしたらその予備軍な自分・・。
とわかっていても、ついつい出てしまいますよね。
しかも口に出さないと体に悪いし、部外者に発散するのはむしろ健康的なことかもしれませんので、私も積極的にしてきましたっ!
根深いリスクが潜んでいるのがA.こちらのほうが深刻かも。
一見謙虚そうで、聞いていて悪い人には感じませんが、この言葉を聞いたら(口にださずとも)とても悲しい気持ちになる人がいる。
それは、皆さんを心から大切に思ってくれている人。
特にお身内やとっても深いお友達や恋人などがあてはまるかもしれませんが、その方たちにとても失礼な行為に当たる。
自分のことをつまらない、くだらない、いまいちという娘さんや息子さんを見つめる親御さんやお身内はどんな気持ちになるだろう、
一緒にいつもいるお友達は、つまらない、くだらない人と一緒にいるんだろうか?
私の彼氏、彼女はそんなにつまらない人間なのか?
たとえ声に出さずとも、自分の大切な人が自らをつまらないとおもっていたとしたらとてもかなしい。
だから私も自分のことをつまらないなと思うのはやめようと思ったのが最近読んだこの本のおかげでした。
今流行っていて私もはまったマカンマラン。(近くテレビドラマにもなるそう)
先日も紹介しましたけれど、その本の中に、
「自分のことをつまらないと思うなんて、あなたを大切に思う人に失礼よ」というドラグクイーンのシャールさんの言葉があったのです。
ということは最近まで、わたしもそうおもっていたんですよ、いうまでもなく。
質問してくれた生徒さんも、私にとってとても大切な人。
どうか、私にも失礼なので自分をつまらないなんて言わないでほしいと思うのです。
こんな回答でいいかしら笑!