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Would you like one of these?
は機内でよく使う英語表現ですが、特にある空港発便でよく使っていました。
それは、皆さん想像がつかれたかもしれませんが、
関西国際空港。
外資系時代の外国人CAがよく語るのが、「関西発は日本人は少ないのね。」というひとこと。
関西発は関西人なお客様は当然多く、
①にぎやかさ
②ご搭乗の時からのテンションの高さ
③声の大きさ
④サービスへのリアクションの大きさ
等は際立っていることも多い。
機内に流れるムードは日本線の場合外国人CAから見ると、「静か。日本人っておとなしいね」という感じらしいのですが、関西はそうとは限りません。
今日は中国人と韓国人のお客様が多いんだね、くるみ!
とよく聞かれましたが、
いや。すべて日本人だよ。と答えることも多かったのです。
Would you like one of these?(おひとついかがですか?)
は、国際線でスナック(おにぎり、サンドウィッチ、マドレーヌとか)をサービスする際、必ず使う(特に関西線)フレーズでした。
軽食でございます、よろしければどうぞ。
うんありがとう。じゃあ・・。
と、全種類1個づつとか、2個づつの方も…笑
一応1つ選んでという意味なんだけどな・・・・
と思いつつサービスを続けると、3列行かないくらいでトレイが空になります。
最初から1つ選んでと言うたらええやんか!!どうぞ言われたら、好きなだけっておもうもんやで。
ややこしいな。
ご、ご、ごめんなさい・・・
だから、配るときの声掛けは、アジア圏のお客様と、関西人のお客様には、
Would you like one of these?(おひとついかがですか?)
がマストなのです。
いちいち声掛けすると時間がかかるから、ええい!アナウンスを入れてしまえ!
という外国人チーフも多く、
ただいまよりスナックサービスをさせていただきます。おにぎり、サンド、焼き菓子の中から
おひとつお好きなものをお選びくださいませ。
と、アナウンスを入れると最もスムーズでした笑
使う言葉もお客様の国籍や、タイプによって様々。機内のムードをより良くしておくために、ひつようなことであり、
言葉選びの力が面接でも問われるのは、それがサービスの肝となるからですね。