こんな質問をお顔見知りの生徒さんより頂きました。
くるみ先生、こんにちは。数年、CA試験でお世話になっていました００です。
私は病気になり、CAを目指すことはできてもCAとして働くことは難しいと今思います。
学生の頃からずっとCAだけを目標にやってきたので今本当にやりたい仕事が分からないです。学生時代に周りにやりたいことがないと言っていた友達の気持ちが今になってわかる気がします。
今は事務の仕事をしていますが、やり始めてやはり接客、座り続ける仕事より動く仕事の方がやりがいを感じるのではないかと最近考えてしまいます。自分で考えてどんな仕事が合っているのか見つけるべきだと思うのですが、くるみ先生からの視点でやりたいことが分からない人へのアドバイスがありましたらお願いしたいです。
よろしくお願いします。
う～ん御病気ということで、働くことは難しくなってしまわれた・・・これは決して御病気だけでなく
試験結果が振るわなかったときに、だれしもが似たような思いに陥ることも多いのではと思います。CAになれなかったらどうなんだろう…という感じで。
まずは気持ちも、そして御病気も状態が変わる可能性もありますし、最近は受験期間は大変ながくなってきています。
病気を克服し、長年受験を続け、ご結婚や御出産を経てなど、様々な人生の転機を超えてから、CAになっている方もいますので、もしその選択肢がおありになる可能性があれば、それは大切に心にしまわれ、タイミングを待たれるのもいいですね。
やりたい仕事・・・。
やりたい仕事としてCAを掲げてくださっている方が読者さんには多いかとは思いますが、数多くの受験生さんもその思いを持ち、内定するわけですが、
ご存じの通り、離職も多いのがCAの仕事の一面でもあります。よくCAさんに伺うのが、
学生時代やりたいことがあっていいね、うらやましい。私はそれが見えないから、とりあえず内定をもらった会社に入ったけれど、そこでまあまあ楽しくやって、いい人とであって、ママになって、これでよかったと今は思っている…という友達も多くて。私は今、CAの仕事で悩んでいて、やりたいことや、やりがいってはかないものだなと思いました。
というようなもの。
夢が見つからない人は、偶然のめぐりあわせから幸せを見つけることができたり、与えられたリアルに味わいを感じる可能性が高まります
一方、夢のある人は、大切なめぐりあわせを見逃したり、これじゃない！わたしのめざしているのはこれ、この夢なんだ！！
と、夢しか見えなくなるというリスクもあり、気づけば多くのものを見逃していることもあると思います。
やりたいことを仕事に求めるだけでなく、仕事にやりがいを見出さずとも、淡々とこなし、仕事外で好きなことを極める人もいます。今や、まさにその時代が到来していて、
好きなことは副業で、メインの仕事は淡々とキチンと向き合ってなんていう生き方も増えてきています。
ちなみに私はヨガがちょこっと好きだったので、これは仕事にしたい！と思い全米ヨガアライアンスと、ピラティスの資格をエアライン関連と、著書執筆の仕事をしながら取得しました。やりがいありそう、楽しそう！ってかんじで。
が・・・・。
あまりにもダンス経験者とか、ヅカ出身のみなさんのすばらしい身体能力を目の当たりにし、自分は何を甘いことを考えていたのだろうと気づき、
そこにはやりがいとか、仕事をもとめず、いつまでもヨガが好きなyogi-niでいようと決めました。好きなことは仕事にしないほうがいいという考えもあるから・・笑
これも実際に行動してみたからこそ分かったことです。
仕事以外のことや、もし仕事周りなら、お好きである接客や旅関連、またエアラインといってもCA以外の職種など、
さまざまに行動してみられる中で、好きなものは見つかると思います。
そして、その好きなことは、仕事で見つける必要はなく、仕事でしっかり社会貢献をし、サブで好きなことを極め、可能であればそれをやりがいある小さなお仕事に代えていく、という
事もできると考えて見られるのもいいのではないでしょうか？
難しいご質問でいい回答ができませんでしたが、よろしければご参考までに☆