先日、JALの現役CAさんとお話ししていて面白かった。
チーフがやっておきなさいよ！とおっしゃることで、あんまりみんながやりたがらないことといえばあれですね。
それは、
ゴミ押し。
機内はギャレーもお手洗いもゴミ箱が設置されていますが、とにかくすぐにいっぱいになる。満席とか、国際線だとそれは特にすごくて、
だれかがそのあふれそうになったゴミを、体重をかけて圧縮する必要があるんですね。
国際線の大きなごみ箱だと、上半身が入り込むくらい大きいので、
けっこう真剣にプッシュすると、顔とか、腕全体をゴミ箱に突っ込むことになり、あまり気持ちのいいものではありません。
潔癖症の人とかだと、ほんとにきついかも
私はあまり気にならないほうだったのと、こまごまとした仕事をするより、
「ウォリャー！！
」と一気に勢いで仕事を片付けるのが嫌いではないので、よくゴミ押しをしていました。なんかパフォも派手で、一瞬で済んで、仕事している感も出るじゃないですか。（と計算するやらしいくるみ）
しかも嫌がる美意識高め系CAもけっこういるから。
あなた、これからもやってけるわよ、その調子でね。なかなかいいわよ！
と、私とは違って、とってもエレガントで超美人のあこがれの大人パーサー（私的にはその頃のJALで一番美人だと思っていた。S.Hさん）に一言っていただいたときは、なんか、自分の持ち味のウォリャー感
（なんじゃそりゃ）がみとめられた気がしてうれしかった。
そのパーサーが、からのペットボトルを、がんがんと踏みつぶして、小柄な上半身をゴミ箱に突っ込んでおられるのを参考にしたまでなんですけどね。
今でも、ゴミ押しは結構重要で、「あれを積極的にやる子は目につくよね。Fクラスとかに押したくなるわよね」と私の友人のチーフパーサーなどは言っています。
CAというとお客様への心配りとか丁寧さを面接でも感じさせることが効果的なイメージもあり、それもいいとおもいますが、
もし受験生さんの中に、わたしのような、ウォリャー感（最後まで何のことかわかりませんが、なんとなく感じ取ってください笑）
をお持ちの方がおられれば、それも十二分に入社前も後も強みとなり、それがファーストクラスの乗務へのチャンスの１つになることがあるかもしれません。
どんな持ち味も、１つもむだにはならないものなのでしょうね。