苦手な人に花を持たせることの効用

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職場にどうしてもいやな上司がいます。仕事もできないし、えいこひいきするし、ほんとに困っているんです。

いるよね～。というか、人間生きていれば、好きな人ばかりに囲まれることはありえません。

好きな人により多く囲まれて過ごすためには、必ず、好きでない人と過ごす時間がそれ以前に結構な期間存在しているという条件があるのでは？と私はこれまでを振り返って感じます。

そう考えると、今、好きでない人に囲まれている人は、これから楽しみですよね。

好きでない人に、マイナスな気持ちを持ったまま接していると、やはりそれはばれてしまい、結局その人を超えることはできません。

もちろん、とんでもない輩も世の中にいますのでそういった場合は、するりと逃げるのも手ですが（たとえば仕事をやめるといった大きな決断も含め）、大きな手は何度も使いづらい。

私もこれまで、嫌だな～という人に出会ってきましたけれど、そういう人に、「花を持たせること」を意識することで、わりとうまく関係を築けるようになりました。

先輩でも後輩でも仲間でも、その人のお手柄を補佐したり、その人のいいところを流布するようにしたり、御世辞とかほめるとか、口先だけでなく、花を持たせる「行動」をしていると、

自然と、その人物が嫌だという気持ちから解放されていました。

もちろんいつもうまくいくわけではないですが、少しでも状況を変えることはできます。

花を持たせることで、気づいたら、自分もその花の残り香に恩恵をうけることがあるそうです。たしかに。

ちょっとした親切をするだけでもいいのです。

ぜひ、苦手な人を超えて、好きな人に一人でも多く囲まれるゾーンをめざしていきましょうね。

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くるみ会便り （３月４日更新）

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