今日も様々なCAを目指す方とお会いしました。
東京でお仕事をしながら一人暮らしという女性って多いですよね。
東京は楽しい。刺激にあふれていて。でも、楽しむためには、先立つもの、いわゆるお金もかかりますね。
CAは以前はお給料がよかったですが、エアラインによっては、東京一人暮らしにはかなり厳しい・・というケースも多い。
今日お会いした、いつも一生懸命で、でもとってもほんわかしたあたたかいCA受験生さんも、安定した場所でお仕事をされてはいますが、契約ということもあり、やはり東京で暮らしていくのはなかなか大変で、お昼間は固いお仕事をこなし、シエアハウスで暮らしながら、「絶対にCAに合格して、一人暮らしをするぞ!」と願う、来年の合格者さん。
彼女は、夜間に知り合いのごはんやさんの厨房を手伝っているそう。昼間はOL、夜間はゆっくりする暇もなく、お皿を洗っている時、「ほんとにこの毎日から抜けられるのか?」と不安になるそうです。
でも、お皿を洗う仕事だけだったのが、生来気の利く彼女は、お店の調味料を補充したり、さまざまに仕事をしていくなかで、お店で気に入られ、欠かせない人財となっているんですね。
彼女がトライするエアラインは、一人暮らしがかなう待遇とは言えない可能性も高い。心配してしまった私に、
「お給料は今と変わらないけれど、CAとして飛ぶという夢がかなうなら、このエアラインに思い切ってエントリーしようと思っています」
と、きらきらとした目で語ってくれた彼女を見ていると、不安いっぱいで上京したころの私自身に再会した気持ちでした。
多少お給料が厳しくとも、自分できっちりごはんやさんで稼いで行ける!と自分を信じることができるのでしょう。
「どうせ早く家に帰っても、寝てしまったり無駄な時間になるんです。仕事をさくっと終えて、空いた時間で一時間毎日英語を集中して勉強して、まかないのおいしいごはんをいただいて、CAにもつながるごはんやさんで、接客と厨房でがんばると、充実した毎日が過ごせています」
ほんとにすごい。来年志望Airline合格確定!!!!!
お金をいただく場所に、一時間でも多く身を置く彼女は、誰よりも成長が早いと思います。
そんな彼女をきっと、放っておく人はおらず、願った道に導かれるのだと思います。
かっこいい!東京には、思った以上にこういった女性が多いと生徒さんと出会っていて感じます。
無理しすぎず、でも、人生は一回こっきり、若い時も一回こっきりだから、ぶっ飛ばしていきたいと、私も年甲斐もなく彼女に元気をもらったのでした。