先日、こんなメールを受験生さんからいただきました。
こんにちはいつも楽しくブログを拝見させていただいています(^^)
質問させていただきたいのですが、
私は大学生で、留学をするか悩んでいます。留学したからといって英語力が伸びるとはおもっていませんし、自分次第だと思います。
しかし、キャビンアテンダントの色々な就活サイトを読んでいると、外資系にいくためには海外での生活、つまり留学をしないと不利、なれない。というのを目にしました。
本当にそうなのか、また、私は自分でお金を貯めないといけないため、それが短期の一ヶ月～三ヶ月でも意味はあるのか教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
という内容なのですが、きっと多くの方に共通するお悩みでは？
この方のおっしゃるとおりで、留学はいまや、「売り」にはなりえない時代となってしまいました。
そこで得られる経験や、英語力アップはかけがえのないものですし、素晴らしいとおもうのですが、
あまりにも留学する方の数が多いので、よほどのスコアアップであるとか、留学の中で、かなり大きな体験をするなどといったスペシャル感は求められるかもしれません。
短期でも意味があるかないかも、その方次第ということになりそうです。
留学なしで、８００，９００のスコアの方もたくさんいますしね。
いずれのエアライン志望かにもよりますが、あくまでも私の生徒さんや、知り合いのCA合格者さん、現役の友人などの範囲でお答えすると、
①外資系CAでは、留学を経験している人のほうが圧倒的に多い。（短期も含め）長期（１年以上）の人が
ごくあたりまえである。また海外生活の経験があるかも、試験で問われることも多い
某外資系などは、同期で長期留学に行ったことのない人は、たった１人というパターンも。
もちろん、経験なしもいますが、いずれの外資系エアラインでも少数派である場合が多い。
②日系でも、国際線、国内線問わず留学経験者は多いが、短期の人が目立つ。長期経験者は外資に比べればかなり少なめ。全くなしの人も多数。
③TOEICスコアは、日系だと６００足らずでも問題なく、普通に通過している。（６００足らずは新卒はやや厳しめですが通過。既卒はざらに通過という印象）
外資系でもアジア系は、スコアレベルは日系程度の場合が多い。
といった感じになります。
留学に何を求めていかれるかにもよりますが、ぜひ検討してみてくださいね。
留学そのものはウリにはできない、そこでどんなネタをつくれるかが勝負！ということのようですね！！