ボーイスカウトの有名な格言に、準備せよ!
というのがあります。めちゃくちゃシンプルなんですけど、全て何かをなす際に、準備というのは欠かせないと再確認させてくれる一言ですよね。
そんな準備中の素敵な受験生さん(くるみイチオシ~!めちゃ先輩にもかわいがられそうな、まじめで、かつかわいい受験生さんです。)からこんな質問をいただきました。
面接対策をしていて思うのですが、私はグループディスカッションでは、割と素に近い状態でお話できるのですが、面接となるとどうしても構えてしまいます。
>何かコツというか、ありますでしょうか??
>やはり完璧に問答の出し入れを練習する事でしょうか?
深い質問です。
グループディスカッションは、エアライン業界のみならず、初期段階で多くの受験生さんを同時にざっくり審査できる、採用サイドからすると、とても便利な方式です。
もちろん会話内容も聞いてくださっているとは思いますが、話している時の印象や表情といった、第一印象が大きく結果を左右すると思います。
これは美人かどうかという基準ではもちろんなく(てか、空に美人ってそんなに多くいないよね)、「さわやかさ」とか「人当たりの良さ」とか、「表情」とかがやはり審査のメインとなると思います。
御相談者さんのように、素に近い感じでニコニコしていれば、あとは面接官様のお好みが結果を左右してしまうと言えるかもしれません。
そのあとのインタビューでの質疑。これも、質疑内容によりますが、やはりGDよりは構えてしまう方は多いと思います。
インタビューでももちろん素で、アドリブで話せるのがベストですよね。だれしも、考えていった、覚えて行ったものを話そうとすると、あがってしまいますし。
「面接では、思ったことを素直にアドリブで話しました!」と語ってくれる合格者さんは多いのですが、
このひとことをどのように受け止めるかは、人によって大きな差があり、その差が結果を左右すると私は感じます。
①そっか~!そうだよね、自然体で行こう!
②そっか~!そうだよね、じゃあ蓄積してきたものを信じて、当日は自然体で行こう!
③そっか~!そうだよね、そういえば私って話すの得意だし、なんとかなるだろう。面接も今まで楽勝で通過してきたし、人前で話すのが得意だし。
おおよそ3パターンくらいに分けられると思います。③という方は少ないですがほんとうにいらっしゃって、
大して準備していなくても、話がうまい人は存在します。こういったパターンに該当する方は自然体で試験に臨まれたらいいと思います。きっと結果も早い段階で出るでしょうしね!
歌がうまい、足が速いと同じで、こういった方は一定数いらっしゃいます。
あと、どこでも通過してしまう、CA的外見を兼ね備えた方も、少ないですが実際いらっしゃり、こういった方は基本、何を話しても通過となるでしょう・・うらやま~!
もっとも強いのは②の捉え方をする方。ダブル、トリプル合格の方はこのタイプがけっこう多い
①も前向きでいいのですが、①と②の間にはものすごく差があります。
究極の自然体といえば、赤ちゃん。
何物にもとらわれず真っ白です。私達の自然体と、赤ちゃんの自然体はまったくことなりますよね。
私達の自然体とは、試行錯誤して、いろんなことを学んだり経験した上で、隠そうとしてもにじみ出てしまう
そんなしろものです。
つまり、質疑応答において最も理想的で、自然な魅力がでるのは、
たくさんインプットし(よく答え方について考えておくこと)、事前に準備をしておき、そして試験当日は
そのインプットの蓄積を信じ、口から自然とこぼれ出す言葉にゆだねるという姿勢である時だと思うのです。
インプットをそのまま試験で再現しようとしすぎず、その要点(たとえばキーワードなど)をおさえ、
当日のながれにゆだねられれば最高です。
①と②ではまったく結果も変わってくるのでは?と思います。
まだまだ時間はあります。試験のみならず、インプットの質=アウトプットの質、というのは、
何事にも共通するものだと思うので、面接でのアウトプット(回答)がよりよいものとなるよう、
ラストスパートをかけてくださいね。
ボーイスカウトの格言、準備せよ!!!を心にとめて進んでいきましょう!
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