試験がどんどん続き、結果も次々と発表となっている今日このごろ。
こんな質問をいただきました。
最近に限らず、試験が続くと最も多くいただく質問でもあります。
くるみさん、私は某エアラインに合格しましたけれど実は第一志望ではなく悩んでいます。
でもこの先CAにパスするかどうかはわかりませんし、とりあえず合格したエアラインで頑張るか、やっぱり
本命の試験で結果が出るまで待つか、迷っています。業界にいれば、次には経験者として受験できるので有利かと思うのですが、ご意見を聞かせてください。
う～ん難しいですね。
数年前と大きく事情が変わっているのですが、CA経験者の転職（CAへの）はそうやさしくはない！
ということは、多くの経験者さんにアドバイスをさせていただいているくるみの実感です。
以前は経験者の転職という流れがそう多くなく、かなり目立つ存在でもあり、有利な側面もあったのですが、最近はどのエアライン試験にも経験者オンパレード！という印象を持っています。
今回のJALもかなり多くの経験者さんが参戦なさるな?と肌で感じています。
外資系などは、かなり経験者を優遇するところもあり（というか、経験者しか採らないエアラインもありますね）
なかでも、フィンエアーやKLMといった人気エアラインなどは、経験者であることが武器になりえると思います。
といっても、すべてのエアラインでの経験が武器となるわけではなく、たとえばKLMなどは、別名
某外資系エアライン同窓会と呼ばれているほど、採用の嗜好(出身エアラインの好み）がはっきりしているようです。
やはり、外資系エアラインは、外資系での経験のある人、英語のできる人、日系でも国際線を飛んだことのある人が有利になるながれはあるとおもいます。
また、ルフトハンザなどは最近は未経験や若い方の通過が増えており、必ずしも経験者を好むといことでもなくなってきています。
また、経験者のみ採用のエアージャパンなどは、外資系出身者もいらっしゃいますが、ダントツにJAL系ANA系系列会社等出身の方の通過が目立ちます。
また外資系でもアジア系某エアライン出身だと有利とか、いろいろとやはり趣向もあるようです。
経験者を好むエアラインはけっこう限られており、そこに大量の経験者さんが受験に集まるので、
それなりの準備や対策をしないと、なかなか通過が厳しいと感じる方も多い。、
しかし、きっちり転職している方はいらっしゃるわけなので、決してCA経験がマイナスになることはないとはおもいますが、転職に有利な武器となるレベルではなくなっていると考えておいた方がいいかもしれません。
では、ANAやJALはどんな感じなのでしょうか？
つづく
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