昨日のエバー航空書類選考結果発表でも悲喜こもごもあったようです。


いつものことながら、複雑な思いで受験生さんの様子を見ている私です。


CA試験受験において、重要な要素とも言えるのが、年齢。


もちろんANAや先日のピーチ、外資系など年齢制限もなく、実際に30代の採用もたくさんある会社も多いのですが、やはり20代前中盤を好む会社も多いようで、こんなお悩みをいただきました。


とてもお仕事も試験も頑張っている、チャーミングな27歳の受験生さんです。

大手エアラインなどでもファイナルによく残っている優秀な、私の生徒さんです。


ヒヨコソラシドエア、タイ航空、そして昨日のエバー航空と27歳になった途端、書類通過ができなくなってきました。
もう27歳では、アジア系の航空会社は厳しいでしょうか?
きっぱりとANA、JALに絞り、きちんとした会社に転職し、仕事をこなしながら受験した方がいいのでしょうか? このままでは、ANA、JALも書類通過出来なくなるのではと恐怖を感じ、ご連絡させて頂きました


というもの。


①アジア系は27歳以降などは通過がきびしくなるのか?

②ANAJALもやはり厳しくなるのか?


というご質問でした。


27歳。とっくに過ぎたくるみですけどにひひ、たしかにしんどい年齢ではあるよね。いや、一番しんどい年齢な気もします。


30歳が目の前に来ていて、なんだか恐ろしくて(実際はそんなに悪いものではないのよ~えっ)、やっぱり20代のうちに、なにかしら形あるものをつかみたい!と思ってしまう気持ちはとてもわかります。


試験に関して言えば・・・


①アジア系は27歳は最高合格年齢で、ごくごく少数が通過することもあるか?というレベルの会社が目立つ

合格は極めて難関というエアラインも目立つ。


②日系、なかでもANAJALや先日試験の行われたピーチなどは、まったく問題なし。

いや、しばらく(20代~30代)全然問題なく受けられるはず。

ちゃんと合格者も出ている。

日系独立系なども①と似通っている。


という感じになるでしょうか。


ただ、20代中盤、前半はどの試験でも合格者に占める割合は安定して高いことは(②)言えるでしょう。


英語や会話内容を充実させて、内面の魅力を出し切る準備さえあれば、全く問題ないとおもいます。


20代前中盤をメインターゲットとして、明らかに採用することが多いアジア系などは、残念だけれど


ある程度、上記のような現状を把握しながら受験をつづけ、たとえ結果が好ましくなくても、必要以上に落ち込まず、その他もっと幅広く採用してくれる、他社への対策をメインに強化していけばいいだけのことです。


数からいくと、20代前中盤までをメインで採用するエアラインは圧倒的に少ない。


対象となりづらいエアラインはさっさと見切りをつけていく、潔さも必要かもしれません。


全ての就職活動において、本来はよくないのだけれど、年齢の壁はつきまといつづけてしまいます。


そこにとらわれすぎず、自身の持ちスキル、持ちキャラを具体的なアピールにつなげていきたいですね。


きっとできるはずですし、たくさんの大人の女性がCAになっていますからね。

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