今日は、大阪はかなり寒い雪です。


皆さん、かぜをひかないように気をつけてください。


さてさて、きのうのつづき・・・。


この男性、日本人のお客様だったのですが、後姿をちらっと確認できただけだったので


(ハンガーばっかり、見てたからガーン


エコノミーでお姿を探すのは、至難のわざ。


今回のフライトは、ビジネスマンがかなり多く、同じような色のスーツをおめしになった紳士だらけ。


事情を、今回のまつげ超ロング外人CA(先日のネタにでてきた)に話したら、


女の子全員起立!!してもらったら、すぐわかるよ~。背が高い日本人なんて少ないし。だけど、いいんじゃないの、べつに

  爆弾しかけたんじゃあるまいし。ハンガーくらいべーっだ!


と、取り合ってくれなかった。


そりゃあそうかもしれないけど、わたしなら、いきなりハンガーが入っていたら気持ち悪いし、


先はとがっているから、危険でもある。


うしろから探せば、髪形なんかで思い出すかと思って、ぐるりと機内をまわったけど、


やっぱりわからなかった。


そんなこんなで、着陸寸前。


わたしは、ビジネスクラスのお客様の上着を、ハンガーから取り上げお返ししていた。


この季節、けっこう、コートやジャケットなどお返しの量も多いんだけど、


自分の列を返し終えると、さっきのロングまつげが、くるみに近づいた。


女の子ねえねえ、くるみ!この上着、誰のかな?くるみ、預かったときに座席ナンバー付け忘れたでしょ!

ハロウィンえ?それはないはず!だれかが、わたしの休憩中に預かったんじゃない?

女の子知らないよ。


わたしは客席を、その上着をもって、目くばせしながら、そぞろ歩き走る人


どなたのものかわからないから、あっ、それ僕の!!


と、お客様から声をかけていただく空気を作り、自分のミスを証拠隠滅するテクです。(時々使用にひひ


でも、どなたからも声をいただかなかった。


そしたら、ロングまつげが、


女の子くるみ、この方なんかしゃべってるよ!


と、お客様をエコからお連れしていた。


男の子あの、それわたしのジャケットだけど。


ハロウィンえ~??お客様、大変失礼ですがお座席はどちらでらっしゃいますか?


男の子すぐそこ!エコノミーの一番前(クローゼットから程近い)ポケットに、ハンガーが入ってたから、


掛けさせてもらったよ!まずかった?


お~!!!


わたしの仕事をご覧になっていて、あそこに服をかけるんだと思われ、


おひとりでお使いになったらしい。


いや~。すごい!CAは、じっくりと観察されているのです。


しかし、何事もなくてよかった。


お客様の使用なさったハンガーを見て、そう、実感しました。


あすは、面接についてです。



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