今日は、フライトのお話をしようと思っていましたが、
昨日のコメントらんによーこさんから、こんな質問をいただきました。
ずばり、くるみさんは、なる前となった後ではCA像が変わりましたか?
面白そうなので、このことについて書きたい。
う~ん。答えは、もちろん、変わりました。
私自身のことは、棚にあげて扉を閉めて語りますがCAって、夢がかなった後、
素敵な女性になれるか、イタイ女性になれるか、けっこう極端に分かれると思う。
もちろん人間って成長したり、後退したりの繰り返しだから
その人の一部分だけで、素敵かイタイかなんて判断しづらいけど、ものすごいイタさ
をいかんなく発揮する人もいる。
CAの仕事は、他の仕事と同等なのに、なんかすごいお仕事なのよ~ん的
な勘違いを起こす人も多いし、正直、まだCAをチヤホヤしてくださる方々の存在
も少しはあるから、なんだかしらないけどはなもちならない人になったりする人もいる。
空を降りれば、かなりつぶしのきかないのが、CAなんだけど。
わたしの知る多くの素敵な先輩や仲間は、空でも陸でも素敵な人ばっかりだけど、
その人たちの共通点は、勘違い女になっていないところ
常に、陸感覚を忘れていないってところ。
なんじゃそりゃ?という感じかもしれないけど、CAを単なる接客業のひとつだと、
きちんと理解しつつ、仕事を愛せる感覚を、ここでは、陸感覚と表します
CAを目指している人からすれば、夢の世界、夢の職業って思って当然だし、
わたしだって、かつてそうだったし、みんなにもいっぱいいい妄想をしてもらいたいと思う。
だけど、みなさんのご家族や、一般のみなさんのCAに対する感覚は、
けっこうシビアなものも多いのでは?
わたしの母は、もともと飛行機も嫌いだし
どこがいいの?あんな仕事。危ないし、お茶くみじゃないの。
と、いまだにほざいておりますちょっと、ムッってかんじだけど、
この感覚を持ちつつ、CAを続けられるかが
イタイか素敵かの境界線になっている気がしてならない。
CAになってる人は素敵に見えるかもしれないし、CAになれば
もれなく素敵な女性になれると思う方もいらっしゃるのでは。(くるみは、けっこうそう思っていた)
いや~。そんなことは、ありません。ありえません。
なってから、より、自分を深めていかないと、イタイ女まっしぐら
わたしも、まっしぐらにならぬよう日々、お手本となる先輩から学びたいと
思っています。気を抜くと、怖いのよ
結局、CA合格は素敵に生きていく単なる通過点に過ぎないのでしょうね。
☆本日の一問一答(プロfフィールらん)解答☆
黒田清輝