NHKのニュースでイタリアのボランティア

(災害が起きたときの対応)システムを

やっていた。

 イタリアも地震国で、やはり何年か1度

大きな地震にみまわれる。

 しかし、全然災害後の状況が違う。


 1980年の大地震から国をあげて取組んだシステム。

全国にボランティアが30万人いて、各人専用の訓練を

必ず受ける。

 水道管担当、調理担当等専用ボランティア

としているのだ。ボランティアは主に生業と

している人達。

 災害時にはボランティアとして活動し

ボランティアがいる会社から派遣された時には

国から補助が出る。


 トイレ、シャワーの車、キッチンカー等

立派なものだ。

 食事も大きなテントの下に被災者が並べた

テーブルに着席し調理ボランティアの人達が配膳。

(並ばない)とても美味しそうなイタリアの料理

を食べることが出来る。

 調理ボランテイアのトイレ、シャワーは別に用意。

感染を防ぐためだそうだ。

 年齢、性別関係なく個人の得意とする分野を

担当するシステム、国をあげてのバックアップ。

わずか20年で確立している。

 片や日本を遡ると関東大震災1923年。

その後何度壊滅的な大地震にみまわれた?

でも震災後の光景は全然変わっていない。

 タレントが自費でキッチンカー、トイレの車

を提供しているが、各箇所に対応できるものではない。

 

 やはり国の考え方、国民の考え方が

全く違うのもあるだろう。欧州は基本キリスト教

の考えが根付いている。

 助け合いの精神がもともとある。

 日本人は老若男女、人に何かしてもらう

ことが当たり前。あるいは自分さえよければいい。

それでも、国がイタリアのようにもう少し

力、財源を提供するくらいできそうなものだ。

起きてからあたふたして「全力をあげて被災者

の皆さんを」って意味がない。


 今の国の代表80すぎの老いぼれ強欲ジジイども

がいる限り何の希望も持てないが。。

 

 日本もアメリカではなく欧州のマインドを

お手本にしたほうがよかったのに。