昨日。お別れホスピタル観ていて
木野花さんが放った『意地だね』というセリフが
人間ドラマの真髄をついていたように思える
あらゆる葛藤も、要求に対する執着
自分がそこに入れ込んできた熱意、思いに対する
時間をかけて作り上げてきたもの。なんだよね
それを『おいそれと渡せるかーーっ?!』って
放った心の叫びは、まさに《意地だね》
最期の最期には、それさえも手放していく
けれども。それを掴んで置きたい気持ちがあるから
生きることへの意欲、生への希望的執着も大きい
何もかも世捨て人みたいな脱け殻状態で
健康体でも生きてない感覚で苦しんでる主人公の妹
そこに明確なこたえは出せないのだけれど
その葛藤は《生きたい》からこそあるもの
自分の中の《意地だね》の部分、譲れないもの
だからこそ、自分がどんな風にあろうか?
考えさせられるんだ、、