商売の概念 | AIR-XオーナーのLet’s Jumpin!

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北名古屋市にある複合スポーツ施設スポーツエリア「AIR-X」オーナーが語るスポーツブログ。
ニッチ産業における奮闘記、そして超多趣味なオーナーの趣味話などなど。

オーナーです!

突然ですが商売って何でしょう?

最近、そうゆう事を考える機会が増えてるんですが、皆さんは答えられますか?



私が考える商売とは。

「自分が出来ない事を代わりにやってもらって、その対価を支払って使わせてもらう」

だと思うんです。


人間、得意不得意があるので生活にかかわる全ての事を自分でやるのは時間も労力もかかりすぎるし効率が悪い。

じゃあ、それぞれが得意な事をやって分担すれば効率がいいじゃないか、、という事で始まったのが商売。


オレは狩りが得意=狩人

 

私は動物の皮で服を作れる=衣料

 

自分は器用なので家とか建てれる=建築

 

植物の育て方を知ってる=農業


などから始まって、現在では「悩みを聞く」とか「色んな情報を纏める」とかも商売になる時代です。

でも、根本は自分が出来ない事をやってくれる・・・という事。


自分で出来るなら手数料や手間賃を払ってまでやってもらわなくても自分でやればいい。

 

または、出来るけど時間がないので代わりにやってもらうというのもありますが。

(家事代行とかね)



ウチの場合は安全に快適にトランポリンやスラックラインが楽しめる施設を提供してます。


これ、自分で作るとなると数千万円かかるんですが、それを皆でシェアして1人あたりの利用料を安くできるようになってます。

(ウチの価値はそれだけじゃないですが(笑))


でも、昔お金持ちのお客さんが居て、自分で土地買って建物も立ててトランポリンを購入された方が居ました。
そうゆう方はウチに来る必要はないですよね。

でも普通はムリです(笑)


ということで商売とは本来、サービスや商品を提供する側のほうが感謝されるハズなんです。


ところが。

近年では、お金を払う側が優位な立場だと思ってる人が増えてしまったようで。



「お客様は神様だ!」


などと、言って横暴な態度をする人も居るようです。

が、これは大きな間違いです。
(そもそも、お客様は神様の意味が違う)



もちろん、商売というのは必要とされるので成り立つもの。

利用者や購入者が居なければやっていけません。



でも、お客が偉いのか?

以前あったコンビニでの事件。

最近の沖縄のラーメン店の件。

はたまた飲食店の予約バックレ問題などなど。



感謝してたらあり得ない行動や態度です。

お客は何をしても許される、、、なんてことはありません。


逆にお店のほうにも原因はあります。

店側に落ち度がないのに謝ったりしてきた過去があるから何を言ってもまかり通るなんて勘違いする人が増えてしまったのかも。

顧客ファーストは素晴らしい考え方ですが、お客の言いなりになるのとはちょっと違う。


ダメなものはダメ、出来ない事は出来ないと言う事も必要だと思います。

そして、こうゆう事こそ学校で子供達に教えて欲しい。


今の便利な世の中は沢山の人の努力で作られています。

それが実感できないなら無人島に1人で行ってみるといい。

普段なら当たり前のことが何一つない世界。

そもそも飲み水を手に入れるだけでも知恵と経験が必要です。

もう生きていくだけで必死にならないと本当に死んでしまう。

全てを自分の力だけで何とかする大変さ。


帰ってくる頃には全ての事に感謝出来る人間になってるハズです。
(迎えが来ないと帰ってすらこれないかも(笑))

商品を買ったりサービスを受けたりする時に感謝する気持ちを忘れずに。

私も心がけていこうと思います。