仕事の辞め方 | AIR-XオーナーのLet’s Jumpin!

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最近ニュースを賑わせている議員さんの辞職騒動。


辞職願いを郵送でというのだから呆れる。
仮にも派手に選挙をして選ばれた議員の辞職がそれでいいのか?


議員でなくても終身雇用が無くなった現在では、どんな仕事でも辞める時がくる。


というより、苦労して就活で入った企業なのに3年以内に3割が辞めるというデータがある。
なぜそんなに辞めるのか?


それは就職に対する考えが甘いのではと思う。


就職先を選ぶ時、会社の知名度(一流企業かどうか)や給料の高さで選んでるのでは?
あとは、何となく面白そう・・・とか。


まぁ、動機がユルくても仕事をやっていくうちにやりがいを感じて好きになる場合もあるが、やはり続けられないのだろう。


以前のブログにも書いたが、仕事が続けられないと思ったなら辞めるしかないのだが、その場合でも必ず会社の人間に相談はすべきだ。


仕事や人間関係が原因であれば相談する事によって解決できる場合もある。
会社としても、せっかく入社した人間に辞めて欲しくはないし、雇用される側も短期間で仕事を辞めるのは良い事ではない。


しかし、それでも解決できず辞めなければならない場合もある。


その時はちゃんと円満退社できるようにするべきだ。


「飛ぶ鳥跡を濁さず」

ということわざがあるように、退社するからといっていい加減な事をしてはならない。


仕事を辞める場合、法律でも2週間前に申し出る必要があり、就業規定などでは引継ぎなどの関係で1か月前と定めている企業も多い。

実質、2週間で代わりの人材を用意するのは到底無理だ。


なので、最近よくある「バックレ」などは最低だ。

「辞めます」と一方的に言っていきなり来なくなるパターン。


そうゆう迷惑な行動をするのは何か原因があるんだろうが、お金を貰って仕事をしてる訳だから急に来なくなるというのは違法行為で業務放棄となる以前に大人として恥ずべき行為だ。

これは正社員であろうが派遣だろうがアルバイトだろうが同じ事。


しかし、違法行為と言いながらも法律的には特に罰則はなく、前科がつくわけでも罰金が科せられる訳でもないので、この問題に頭を抱えてる企業は多い。


前にも書いたが労働基準法は過剰に労働者を守る内容だ。


労基法の大前提は立場の強い会社に対して立場の弱い労働者を守るのが目的。

その前提が当てはまるのは日本で数パーセントしかない大企業だけだ。


事業者の大半は中小企業で、中小企業では人材難で売り手(労働者)のほうが立場が強い場合が多くある。


なので、バックレに対して泣き寝入りをしてる会社が多いようだが、多大な迷惑と損害を与える行為に間違いはないので、軽微であっても損害はきちんと請求するなどして毅然と対処をして欲しい。


労働者側も注意すべき事がある。


円満退社しなかった場合、その会社は当然、その関連する施設やそこの関係してる業者などに話が回る可能性はおおいにある。


という事はまだまだ人生長いのに立ち寄れない場所が出来てしまうのだ。


おまけに世の中は狭い。
どこで、どんな繋がりがあるかわからない。


例えば、出先でばったり会う事もあるだろう。
その時に気まずい思いをするハメになる。この先ずっと。


ちゃんと円満退社していればOBとして立ち寄っても笑顔で歓迎してくれる。

一時的な感情や浅はかな考えで愚かな決断をする前に、よく考えたほうがいい。


そして、辞める時こそ「今まで雇って頂いてありがとうございました!」という感謝の気持ちを忘れずに。