深夜のHFをAMモードで聴いていると、いろいろな外国語や音楽が聞こえてきます。
その多くは言語の違いで意味が理解できないのに、なぜか心地よい。
それはいったい何故なのでしょう?
はるか彼方を旅してきた電波をキャッチしているから?
夜に聞いているから?
そもそも外国語だから?
すぐ思いつくエッセンスもけっこうありますが、他にもっと何か要素がありそうで、このところ、その理由をなんとなく探していました。
そしてついこの前、ちょっとした発見をしました。
それは、通信的には厄介者のフェージングが、実はいい感じを演出しているのではないかということ。
夜、部屋の明かりを落として信号強度メーターを見ていると、針が周期的に揺れて、復調される音も強さと弱さが波のように満ち引きします。
異国の響きとフェージングが、深夜の海外放送をいっそう魅力的にしているのかもしれません。
HF23時のAMモード。魅力的です。