中学受験と直接関係ない話題です。
NHK『ニュー試 あなたの脳をスキルアップ』
を観ています。
海外の有名大学とその入試問題を紹介。
ファシリテーターは古舘伊知郎。
松丸亮吾くんがレギュラー回答者で、もう一人東大生などのゲスト。
夫は
「全くうちには縁のない話」
と、興味なし
しかし私は毎週録画して観ています
4月20日、27日はマサチューセッツ工科大学。
インターネットの通信システムやメールなどもMIT発だそう。お掃除ロボットも。
大学を使った壮大なイタズラ“HACK”や、クラブ活動でロケットを作って打ち上げることもできるさすがアメリカ🇺🇸
元々、中産階級の学生のために創設されたとかで、世帯収入1900万円以下の学生は学費無料。
企業がスポンサーに入っているのでしょうか?
ゲストは現役東大院生でYouTuberのたむらかえさん。
27日の後半ではチャレンジ問題はエッセイ。
入学願書に提出するもののひとつだそう。
テーマは
「あなたが楽しみのためだけにしていることは?」
人間性、可能性、想像力の各10×3=30点満点の評価。
回答者お二人の得点は16点、15点でしたが、ポイントは「この楽しみを通じて自分が成長した、新たな気づきを得た」点をきちんとアピールできること。
回答者のお二人とも、「義務感なく純粋に楽しんでやっていることだけを書くのかと思った。成長とか言われると、どうしても義務的なものを感じる」
と、言われていましたが、先生の解説では
「日本人の謙虚さとか謙遜が出てしまうのでしょうが、これは入学したいという意思表示なので、自分がどれだけ伸びしろがあるかをアピールしなければならない」
言葉は違いましたが、まあこんな主旨だったと思います。
世界グローバルでは、自己アピールは常識なのですね。日本人には不得意分野であるような…
たむらかえさんの回答は「エゴサーチ」でポジティブに捉えていて面白かったのですが、ユーモアと言うよりブラックユーモア的な感じだったのが人間性の評価で「4」になってしまったのかな?
願書に書くことは気をつけなければいけないですね。
昨年の合格者の中で日本人は1名のみ。
インターナショナルスクール出身の女子学生でした。
彼女が言うには
「MITの学生は3、4時間くらいしか寝ていないのではないかと思う。午前3時でも誰かが起きて何かをやっている」
ある小説家が「一仕事終わってホッとしていても、気がつくと誰にも頼まれていない小説を書いている」と言っていたのを思い出しました。
環境を与えられて水を得たように思考し、行動し続けられる(しかも明るくユニークでポジティブ)学生でないと、確かに卒業するのは厳しそう。
才能があって努力できる人には道は開けるのですね。
どちらも無い我が子はどうしたものか