先日、ミュージカルで活躍していた女優さんが突然お亡くなりになった件で、早くも週刊誌に色々書かれていることを、私はSNSで知りました。


マイナンバーカードでさえ、未だに個人情報漏洩が危ぶまれるとか言われている時代なのに、どこから情報が漏れるのか?


そう言いながらも私も野次馬根性で読んでしまうのですが、そういう素人記事の中には、やはり子供の頃からの寂しさ、孤独感があったため、交際相手を見る目が甘い、あるいは相手を束縛しても仕方ない、などの内容がありました。


それについてうちの夫が

「寂しかったからって、もう35でしょう?親のせいじゃないでしょ」

と言うので、つい

「いくつになっても人なんて変わらないでしょう?人間なんて子供の頃、10歳とか、もしかしたら5歳くらいまでに育てられたことを土台にして生きて行くのだから」

と、強く反論してしまったもやもや


夫も私もたぶん、それに関しては抱えているものがあるのだ。


幼い頃に、熱を出しても怪我をして痛い時も、親が気がついてくれずひとりで我慢することが普通になった人は、大人になって身内がそうなっても、助けを請われない限り、他人事のように見ているだけだったりする。

全くの他人がそうなった場合は、空気を読んでなのか、一応常識的な対応はするのに。


もしかしたら、自分の好きな人に、自分の寂しさや不安を「それ普通だよ。大したことないよ。」と言ってもらい、自分が安心したいからなのかも知れない。


虐待という自覚のないまま、一生懸命子育てしている母親は意外に多いと思う。

昔は20歳そこそこで結婚し、家事にも不慣れなまま出産、子育てだったから、悪気はなくてもそうなってしまうのかも。


うちの夫は2歳の頃、熱を出して2週間ほど歩いてはパタッ歩いてはパタッを繰り返していたので、義母が病院に連れて行ったら猩紅熱だったとか。


私は、次女を妊娠中、その話を義母が普通に話すのを聞いて驚いた。

横で義父も普通に聞いている。

2週間も小さい子が具合悪そうにしていたのに、この夫婦は放っておいたのか。


病院に連れて行って抗生剤を打てば2、3日で回復したのに。

それに、当時猩紅熱は隔離される病気だったはず。


放って置いたつもりはないのだ。

それだけ子供が発熱するのはこの家庭では普通のことだったのだ。


酷い話だと思われるかも知れないけれど、上に2歳違いの娘もいて、今でも万事において要領が良いとは言えない義母は、きっと自分なりに一生懸命やっていたのだと思う。


「子供はすぐに風邪を引くでしょう?」

と言うが、保育園のように毎日検温されれば微熱にも気がつくものの、家庭で育てられている子供が見るからに発熱しているとわかるのは、余程高熱だと思う。

しかも、家庭で育てられる子供がどうしてそんなによく熱を出すのだろう?

保育園とか集団保育であれば感染経路はたくさんあるけれど。


夫は平均よりも小柄であるが、5歳くらいから低学年までは大柄だったそうである。

死にかけた子供は生き延びようとして、一時的に大きくなると言う話を思い起こさせる。


なんだか書いているうちに強い論調になってしまいましたが、国も都もコロナ感染症では100歳の老人さえ一人も死なせないような意気込みなのに(上辺だけだとしても)、どんなに幼い子が苦しんで不慮の死を遂げていても「仕方のないこと」として片付けられてしまっているようで悲しくなってしまったのです。


先日もテレビでトー横キッズと言われる家に居場所がなくて新宿歌舞伎町にたむろする中高校生たちを取材していましたが、この子たちの親もあの子育て給付金の10万円もらうのかと思うと…

ただの次回選挙のための人気取り、ばら撒きとしか思えません。


不妊治療に助成して子供を増やしても、不適格な親から上手く離して安全安心な環境で育ててやらなければ、不幸な連鎖は断ち切れないのではないのでしょうか。


この記事とは直接関連しませんが

神田沙也加さんのご冥福をお祈りします。



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福本豊選手。
子供の頃、父に連れて行ってもらった円山球場で見た時、小柄なのに走るのも速く、敏捷だったのがとても印象に残っています。
世界の盗塁王だったのですね。