こんにちは
鍼灸院アイルです。
今日は顔の五臓配当について。。
東洋医学での五臓（肝、心、脾、肺、腎）に
対する五主、五官、五色は
（五臓）ー（五主）ー（五官）ー（五色）
肝 ー 筋 ー 眼 ー 青
心 ー 血脈 ー 舌 ー 赤
脾 ー 肌肉 ー 口唇 ー 黄
肺 ー 皮毛 ー 鼻 ー 白
腎 ー 骨 ー 耳 ー 黒
私たち鍼灸師（だけではないですが）は
患者さんと話しながら、
その方の状態を診ます（望診といいます）。
骨の太・細、大・小で
先天の精（腎）の盛衰を診たり、
皮膚のキメ、厚み、
話しかた、
顔色などで
全体的な情報をつかみます。
望診の情報のもとになるのが
上の五行分類ですね。
例えば
眼が疲れやすければ、肝を、
舌がもつれやすければ、心、
たるんだ皮膚は 脾、
肌のキメが荒く乾燥気味なら 肺、
難聴、耳鳴りがあれば 腎を疑います。
もちろん、それだけではないのですが、
情報の一つとして扱います。
”素問”の刺熱論篇では
「肝の熱病は、左の頬、先ず赤し。
心の熱病は、額（ひたい）、先ず赤し。
脾の熱病は、鼻、先ず赤し。
肺の熱病は、右の頬、先ず赤し。
腎の熱病は、頤（おとがい＝あご）先ず赤し。」
とされ、
その部位に現われた色変や吹き出物などにより
病変を診ます。
全体的な顔の色や、
雰囲気だとか、、
私も、鼻の頭の毛穴が特に目立ったり、
まぶたの重い眠そうな目（皮膚のたるみ）の
かたには主訴をメインに
脾にもアプローチしていきます。
主訴に対するカウンセリングや脈診などで
治療方針を決め、進めていきますが、
意外と主訴のその原因については
患者さん本人より
望診が訴えている事があります。
。。これ、ちょっと私的に
将棋をしてる感覚です（笑）
って将棋をそんなにさせる訳では
ないんですが💦
チューリップ🌷咲きました
、、そういえば、人相学では
お酒を飲むと赤くなる＝血行のいいところで
その方の意識がどこに向いてるか
わかるそうですね。
額（ひたい）が赤くなるなら、成功、
鼻が赤くなるなら、お金への執着、
目元が赤くなるなら、色気、
頬が赤くなるなら、労働に。
こんなのも面白いですね～。
ちょっとご自分で見てみると
新しい発見があるかも、、
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