狂ったみたいに
クルマを走らせて
滝みたいに押し寄せる
夜の暗闇に
呑み込まれる
いつまでも
君が待ってるなんて
思えやしないさ
歪んで見えるのが
正気の沙汰なのかどうかは
分からなくて
賑やかさに
紛れ込んでく
いつまでも
アルコールは僕を
見失わせそうにない
待ち侘びた土曜日の夜
気持ちの行き先は
あてどなくて
朝日が見える時間になるまで
ココロをヒリヒリさせて
傷ついたフリの
自分で居てみよう
踊り疲れて
背中を伝う汗だけが
僕にまとわりつく
君は
ミラーボールみたいに
チラチラと
部分部分を一瞬ずつに
照らしながら
でも
辺りがはっきりとは
見えないような感じにさせて
ちょっと思わせぶりに
笑ってる
あの頃
僕はうんと若くて
うんとバカだった