コンティニューイング・ストーリー・オブ・ブライアン・イーノ 1 | タカンナオトシゴロ

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アマチュア劇団シーブの湯飲み茶碗「キアサマトモイ」がお送りする、私的詩的妄想マテリアルワールド!!

A「だから言ったんだ!こんな事になると思ってたよ!」

B「・・・ごめんなさい・・・。」

C「・・・おい、あんた。やめときなよ。大人気ないよ。」

A「何だよ!おまえこそな!今、自分が置かれている状況が分かってんのか?
  ・・・それともアホなのか?」

C「相変わらず失礼なやつだねえ。正直この状況を理解したくない、ってのが本音だね。
  あんただって、俺たちがどうやってここに来たのか説明ができるのかい?」

A「いーや。分からないね。どう考えたってこの状況は・・・そうだな、
  ・・シュール過ぎる。」

C「シュール?」

A「ああ。シュールレアリズム、不条理とか不可解ということさ。」

C「意味は分かってるよ。・・ただ、あんたの口からそんな言葉が出てくるとは(ニヤけて)、
  思わなかったからさ。」

A「こいつ!」

D「やめておけ!・・お前たちが仲違いしたところで何も変わらんわ。
  ・・それより、今はこの状況からどうやって抜け出すか、だ。」

B「私もそう思います・・。」

A「おいおい、お姉さんよ。さっきも言ったが俺たちがこんな事になったのも
  そもそもの原因はあんたのせいかもしれないんだぜ?」

C「やめとけっ。」

D(うなずく)

B「ごめんなさい・・・。」

A「ちっ。」

D「少し話をまとめてみよう。お嬢さん知っている事を聞かせてくれんかね?」