皮弁は感覚がないから魚の骨が口に入っても分からないので、喉にささって危険です。
手術してから初めてサンマを食べてみた。

食べる前に汚くなるけど指で骨を取って口に入れたら問題なく食べられました。

魚の身は柔らかいしほぐれるので骨に気をつけたら食べやすい。


牛肉のタタキは塊で売っているものを、削るように薄くひと口で食べられるように切ります。

分厚いとブヨブヨして嚙み切れないし喉に詰まる。
レタス、キュウリは薄く細く切ってシャキシャキよりシナっとなっている方が食べやすい。
硬くて分厚いキュウリはそしゃく出来ずに飲み込むと、ゴリゴリ喉に突き刺さり詰まる。

コロッケ、豚の肉巻
小さく切ったらなんとか飲み込める。
でも、味が辛い。
行列の出来る人気の肉屋のお惣菜なので、ひどい味の訳はない。
私の味覚がおかしくなっている。
市販のラーメンとかインスタントの味噌汁とかスーパーの塩パンとか、すごく塩辛い。
粉末の出汁の素だけ飲んでみても塩辛かったです。
塩味がきつく感じるけどその他の味は手術前の味のまま普通に感じます。

舌がんのブログを読んでいると、味覚がある方は何人もいらっしゃいます。
ご自身も舌を全摘していても味覚はあるし、交流のある舌咽頭全摘の方で味覚が戻らない方はいませんでしたと書いていていておられます。

後頭部患者会の会員の方は皮弁が
痛みを感じるとコメントもありました。
神経が繋がってないから不思議ですけど、幻肢痛みたいなものかもしれません。幻肢痛のメカニズムも解明されてないそうです。

舌が皮弁なのに味覚があるというのはありえないと、医師でもない舌がんの患者でもない人が言ったりコメントしたりしていると、知らんのになに言うとんねんとムカつきます。