今年の春、令和6年4月に双極性障害と診断された。
令和3年の9月にメンタルクリニックに通院する様になって、その時の診断はうつ病だった。
うつ病の最中、円形脱毛症にも苦しんだ。
後頭部にできた小判くらいのサイズ+耳の上の小さなハゲの円形脱毛症が完全に治る(生え揃う)までは2年以上かかった。
背中まであった長い髪の毛を一気にショートヘアにした。
長い髪が好きだったので、切ることはとても悲しかった。
双極性障害の診断が下るまで、そして今も現在進行形で続けている、
去年の12月中旬から記録し始めた「週刊活動記録表(気分の状態も書く)」をつけること。
起床時間、食事時間、通院、外出、睡眠などを夜中0時から24時までの時間軸に分かれた表に記載していく。
その時間の下に気分を数値化したものも書く。
「絶好調=+2、好調=+1、普通=0、少し悪い=−1、酷く悪い=−2」といった感じで。
私はそれにプラスで、小さい字で体調や頓服薬を飲んだ記しを記載している。
私の場合は一週間おきくらいに普通の日が5日くらいと、酷く悪い日1〜2日を繰り返している。
全く落ち込まないで二週間過ごす日もあれば、数日酷く落ち込む日を過ごすこともある。
主治医はその「絶好調〜酷く悪い」のパターンを見抜いて、私の話を聞いて、私のその日の様子を観察して、色んな薬を試して、この双極性障害の診断に至ったのだろう。
因みに、「絶好調+2」の時はお酒を飲んで友達と話している時だ。
本当はお酒を飲んではいけないのだけど、今まで飲酒習慣があるのだったらいきなりお酒禁止だと余計に良くないので、「頻度と量をかなり減らしていけば良しとする・でも本当は飲まない方が断然良い」という言葉に甘えて、月に一度くらい飲んでしまう。
隠居生活の中で飲み代を捻出して、久しぶりに飲むお酒と友達との会話は楽しい。
自分が病気であることを忘れてしまうくらい。
あとは彼といる時、時々楽しくて絶好調になるけど、大体は「好調+1〜普通0」だ。
4月に大好きなバンドのライヴにいった時は絶好調+5にはなっていたかも!?
「酷く悪い−2」は突然、予期せぬ時に、急にそれは襲って来るのだ。
とても厄介で、手に負えない困ったやつだ。
一日の中でも気分はコロコロと入れ替わる。
しかしね、ここずっと記録表をみたり自分を観察していると、不安な時とか、孤独な時とか、暇な時に酷く悪くなる気がする。
あとは性格的にもスーパーネガティヴだ。ミスネガティヴと名乗れる自信がある。
超がつくほどの不安症だし、心配性だし、疑心暗鬼だし。
そんな日は必ず「希死念慮」もセットだ。
必ずと言っていいほどにお酒を飲んだ後は酷く調子が悪くなる。
これは決まっているので、こんなに苦しい思いをするくらいなら。。と、どんどん飲酒習慣が減ったのでよかった。
飲む量も格段に減り、お酒に弱くなった。
家ではもっぱらノンアルコールビールを愛飲している。
絶好調=躁転だと考えると、私の場合はその「時」は非常に少ない。
双極性障害の人が躁転した時は、色々と問題行動が増えるらしいのだけど、意外や意外、あまりそれらが見られない気がする。
浪費もしないし(そもそもお金がない)、
借金しないし(借りる人いないし借金するほど欲しい物行きたい場所がない)、
そもそも物欲がないし、
性に奔放にならないし(恋人がいるしそんな気は全く起きない)、
アイディアがバンバン浮かぶこともないし(何も興味がないし意欲も持ち合わせていない)、
無敵感もないし(虚無感しかない)、
誰彼構わず話しかけないし(隠居生活している)、
と言った感じである。
何事にも「意欲がない」ので、そこまでの気力が沸かないし興味がない。
本気で何にも殆ど興味がない。
興味のあることが多くて多趣味な彼はそんな私と会話するの、本当につまらないだろうなって思うくらい。
なので、躁転する時よりも、「普通0〜酷く悪い−2」を行ったり来たりしてることの方が確実に多い。
断言できる。
主治医は躁転することを危惧している。
「いつも自分のことを観察する様に」とおっしゃる。
その言葉のおかげもあるかも知れない。
引き続き、自分を観察して、波を落ち着かせていきたい。