寒いのか暖かいのかよく分からない気候だわ〜。
服装に困っているあいぽんです( ̄∀ ̄)



前回からのつづき。

翌朝、めっちゃ早く行って、情報収集してから師長さんに声をかけようと思っていました。
そしたらなんと、2番乗りで師長さんが来た!!
奇跡だったね(>_<)

「師長さん、聞いてほしい話があります。話さないと、わたし、多分、無理です。よろしくお願いします。」って声をかけた。声が震えた。
師長さん、びっくり。笑
「おっけーおっけー!話す時間決めよう!」とめっちゃ明るい笑顔で言ってくれました。

確か11時に話すことになり、それまで頑張った。
けど、患者さんのところに行ったら、頭の中が真っ白になるんです。昨日先輩に言われたことが頭の中をぐるぐる、ぐるぐる。

終いには、患者さんも、わたしのことをダメな看護師、こんなやつに受け持たれて最悪とか思っているのでは…と妄想し始めてしまったのです。

こんな状態では患者さんの安全が確保できません。それは分かっていました。でも、その時のわたしの心の状態は誰にも分かりません。だから、他の先輩からも仕事を振られます。
ちゃんと出来ていたのか、記憶はありません。ただ無心に言われたことをしていた気がします。


11時、師長さんが呼んでくれました!
個室で、昨日あったことを話しました。
師長さんも、昨日入ってきたときにいい雰囲気ではないな、と思ったらしく、声をかけてくれたとのことでした。

患者さんの前に行くと頭が真っ白になる、患者さんに不信に思われているのでは、など自分の思ったことを全て話しました。
あと、先輩の言っていることも分かるけど、あの言い方は無いのではということも伝えました。

「よし!あいぽんさん!今日は、もう帰ろう!これから帰って、寝て、また明日頑張って出てきて!今日頑張って出て来たんだからあなたなら大丈夫!明日の朝、喫茶コーナーで話して一緒に病棟に上がろう!」

え、帰る?それはできません。

「このままの状態では仕事はできない。それに、患者さんの安全が第一。今のあいぽんさんにはそれはできないよね…。悪いことじゃないんだよ。まず、あいぽんさん自身を整えないと!」

声は出なかった。ただ頷きました。

わたしがその日受け持った患者さんのことも、先輩に受け持ってもらうように師長さんが調整してくれました。

泣きすぎて鼻水だらだらのわたしを師長さんは笑ってくれました。師長さんの自前のティッシュ1箱ほぼ使い切ってしまいました。最後に、ハンカチくらい持っておきな!と言われました(笑)
その日からハンカチは常備するようになりました(笑)

泣きすぎてグチャグチャな顔で帰って、とにかく寝ました。明日も行くと考えただけで、吐き気と動悸がすごかったな。

このときが、あいぽん一番の病み期でしたな。笑


翌日、言われた時間通りに喫茶コーナーに行きました。

つづく。