私には母が二人いる。
小学四年生の夏、
私は母がリウマチを患わったことを知った。
最初はどんな病気かもわからず、
携帯を手に取って調べ一晩中泣いたことを覚えている。
中国に留学してた私は母がどういう状態なのかもわからず、
治療に帰ってきた母の姿を見た私は胸が苦しかった。
一年ぶりにあった母は車椅子に乗っていて、
治療の性で髪が抜け落ちかつらをかぶっていた。
それでも母は強かった。
当時父は女遊びが激しく、母の病気なんてそっちのけで毎月母にお金を要求していた。
毎月100万円の仕送り、
普通の人じゃそう簡単には稼げないだろう。
中学校に入り私は日本に戻ってきた、
治療の効果もあってか母の病状は落ち着いたように見えた。
でも私は知ってる。
これはただ私たちが悲しい思いをしないように強くふるまってくれてるということを。
この病気を患ってからもうはや11年が過ぎようとしている。
この11年間、当時の関節リウマチに加え乾癬性関節炎そして脊椎性関節炎、
薬の副作用によって激しい胃痛やめまい、
最近になって急激に血圧が上がり、つらい頭痛や不眠症…
母は私にとてもやさしくしてくれた。
こんなお母さんに私はもう出会えないだろうと感謝している。
いつでも私は彼女の心の中では一番だった。
ほしい服があれば何でも買ってくれた
もちろんおいしいものも弟よりも私に多くくれた。
買い物に行っても、私がちょっとほしそうにしているものは何でも買ってくれた。
最近になって病状が急激に悪化し、心が苦しい。
自分はまだ母に何も恩返しすることができていないのに。
明日にでもすぐ消えてしまうのではないかと考えると自然と涙があふれる。
本当に彼女に出会えてよかった。
彼女に出会えていなければ、今の私は存在していないし、
母の存在は私にとって天からの最大の贈り物だ。
2021/05/16 PM22:05