2歳児のしつけ② | あいおん保育園オフィシャルブログ

2歳児のしつけ②


では、さらに具体的に「しつけの極意」を解説します。

1、腰骨を立てる。
2、挨拶は自分から先にする。
3、返事は「ハイ」とはっきり言う。
4、履物は揃える。椅子は入れる。

2番の挨拶は、人との関係を維持するための潤滑油であり、みんなと上手くやっていこうとするための智恵です。挨拶がきちんとできる子供は集団の中でのマナーもよく守るようになり、社会への適応力もよくなります。
 
3番の「ハイ」の返事は生命(いのち)の呼応。素直な行動が身に付きます。

4番の「ハキモノ」は、自主・自制の表現です。行動に責任を持つ、けじめの土台です。

この2~4番の3つの基本が身に付いたら、後の躾は容易にできるようになります。それにはまず親から呼び水として実践することです。

森信三先生は、この3つの躾を土台にして、1番の、人間の身体の要である腰骨を立てる「立腰教育」と呼ばれている実践方法を提唱されています。

心を立てようとしたら、まず身を起こすことが大切だということです。

上記の4点は、心身相即。心学の重要性を説かれています。

心を養うためには、身体をしっかり養い育てなければいけません。自分のわがままな気持ちを抑えるために幼児から行うのが大切です。

とにかく、1日の生活の中で少しの時間でも、背筋をシャンとさせる時間をつくることです。

どんなスポーツや音楽においても、背筋を整え、呼吸を整えるのが基本です。

グラウンドに入る前に一礼したり、演奏前に一礼するのと同じです。

2歳児に上記の4点を徹底すると、本当に素晴らしいお子さんに大変身します。

どうぞ迷わず信じて親子で実践してみてください。おすすめです。


ママブロ豆知識 )からの投稿