15日、午後渋谷道玄坂のノナカ・アンナホールで上野優子さんのピアノを聴きました。

ショパン エチュード10-1より3,4,5,8,12番

この日のピアノはスタインウエイM型、すこし小型です。

別れの曲がいいですねえ。

 

前半はショパンのオンパレードで、ノクターン20番、8番、幻想即興曲嬰ハ短調Op.66

40名ほどの小ホールなので響きは悪くありません。

ピアニッシモの音が美しいです。

 

後半はリスト 指摘で宗教的な調べより、4,10曲と、

ラヴェルの鏡より、第2,4曲

ラヴェルの最後の曲、道化師の朝の歌が特によくて、素晴らしかったです。

 

アンコールの最後はプロコフィエフ/ソナタ7番の3楽章かな、定番のアンコール曲です。

ご自身の結婚式でもリストの愛の夢を考え直してプロコを弾いて関係者からどよめきが起きたという

プロコ好きの上野さんの楽しい演奏会でした。

この日はプロコのソナタ6番、昨年すみだトリフォニーでのライブ録音CDの発売日でした。

 

夜はヒラリー・ハーンを所沢まで。ピアノはアンドレアス・へフリガー氏

ヒラリーさんは20年以上まえに聴いて以来。この日はブラームスのソナタ全曲です。

26列目で条件は悪いのですが、とても力が抜けていて、音がきれいでした。

特に2番のソナタが美しく、しびれました。

以前サインをしていただいた時も、ありがとうございました!と日本語でお礼を言われて感動しましたが、

この日もアンコール曲を日本語で紹介されていて、驚き感動いたしました。

アニメ、あおのオーケストラを見て久しぶりに聞かせていただきましたが、

遠くまで聴きに来た甲斐がありました!

 

日本人の若手は近くで聴けるので、凄腕を大ホールの後ろで聴くのとどちらがいいのか迷いますね。

ズボンの膝につぎが当たっていた隣の席の男子高校生が大きな拍手をしていたのが印象的でした。

 

以前このホールは所沢駅からバスが頻繁に出ていましたが、今は1日9便!行きは40分も待ったので

帰りは航空記念公園まで歩きました。雨も降っていましたが、「雨の歌」を聴いた後なので楽しかったなあ。

つぎは車でこよう!

 

そういえば法人会で演奏していただいたVn中添ゆきのさん、TBS火曜日放送中の「くるり」という番組内で流れている

演奏をされているようです。先日ソロがながれていました。

NHK朝ドラは米津玄師・坂東祐大コンビかと思うのでテーマ曲でヴァイオリン弾いているの、尾池亜美さんかな。

芸大の先生になられて紀尾井室内響、7月21日はトッパンでピアノ五重奏曲全曲制覇を豪語するゼフィルスピアノ五重奏、

大活躍ですね。朝ドラテーマ曲のCD出るの楽しみです。