27日、日比谷のベヒシュタインにて上野さんのピアノを聴きました。

楽器に魅了された作曲家たち ピアノの新可児導かれた名曲の歴史

というサブタイトル付きです。

 

Concert B-212使用

ショパン 幻想即興曲

ノクターン 20番遺作

現代ピアノを使用し、ショパンの2作品。

ショールームに客席20というぜいたく空間で、よく響きます。

 

1867年製使用

ノクターン20番遺作

中の部品は変えてあるそうですが、並行弦で2ペダル。

懐かしい響き、素朴な音がします。10秒程度でピアノを変えて弾いてくださいました。

リスト 愛の賛歌

リストもベヒシュタインが好みだったそうです。

 

Academy A.190

B212とほぼ同サイズですが、一般向け。

上野さん曰く、奏者がこう弾きたい、と思っても自分を曲げない楽器だそうです。

ショパン ノクターン8番

プロコフィエフ シンデレラから夏の妖精、バッタとトンボ

昨日ディズニーのシンデレラをTVで見たら、バッタとトンボが出てこなかったそうです。

カバレフスキー=中島克磨 ギャロップ

運動会の定番。ロシアでは知らない人が多いそうで、何で知ってるの?運動会で、というと

ふーん、みたいな感じだそうです。

 

B212 こちらは奏者の意図に沿ってくれるそうです。

ラフマニノフ 前奏曲

ラヴェル 鏡より 道化師の朝の歌

並行弦ではかなわなかった連打を、交差弦で可能にし、さっそく取り入れた曲。

 

他、別れの曲を1867年製、月の光をアップライトで弾いてくださり、

ピアノの歴史と音色、ピアノの進化に伴い作品も進化することがわかる

レクチャーコンサートでした。