9日、甲府で真嶋雄大先生の面白クラシックを聴きました。
荘村さんと、ピアノ伴奏は冨永愛子さんです。
もう喜寿だそうですが指がよく動きます!
私は今日で64歳ですが、先日スーパーで小銭入れから1円玉を出そうとして
指が動きませんでした(笑)。寒さでかじかんでいたからかな(笑)。
前半はバッハ(セゴビア編)シャコンヌが素晴らしかったです!ギターでのソロ演奏は
初めて。目を閉じて弾くさまは剣豪の達人のようでした。
後半、ラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ、アルハンブラの想い出などの名曲が続き、
トークでも手にしているギターや武満徹さんの想い出などのお話が楽しかったです。
武満さんにギターの曲を作曲していただけることになっていたのに巨人ファンだと
知った瞬間にやめた!といわれ、今日から縦じまのユニフォームを着ます!と言って
騙し(笑)、機嫌が直って作曲してもらったとか、武満先生の普段のお人柄を知る話が聞けて
楽しかったです。武満センセ阪神ファンだなんて初めて知りました。
で、武満先生の推し、バリオスの郷愁のショーロ。本当に郷愁という言葉がぴったりの曲でした。
最後は冨永さんの伴奏が加わり、アランフェスから第2楽章。
心にしみる切ない演奏でした。冨永さんのピアノもタッチが繊細で素晴らしかったです。
アンコールは禁じられた遊び。
サイン会もしていただいて、充実した1日でした。