歌うように愛する喜びを伝えよう♪



ざっくりと斬られるより

ごっそりとえぐられるより


刺さっているトゲに触れられる方が

痛くて、苦しくて、悶絶することがある。



刺さったトゲを抜く、簡単で失敗しない方法がずっと知りたかった。

正解がほしかった。

自分一人で何とかしようとしていたんだな、私。


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誰かの言葉が胸に突き刺さるとき、

突き刺さったと感じるとき。



多分、相手は何の力もかけてないんだなー。

ほんのちょっと、たまたま、触れただけ。



刺さったと感じたそれは、

ホントはずっと刺さっていて、

いつ入ったのかさえも気づかずに

そこにあっただけの小さなトゲのようなものなのかも。


小さいクセに、すごい痛くて、

抜こうとすると下手するとどんどん入り込む。


一瞬でパッと抜ける人もいるだろうけど、

今はチクチクするこの感じを

味わってみようって思った。





2年前、Facebookに投稿していたのは、
オペ前に会った同期のさとさんとのやりとり。

思い出すのは、葛藤してた自分。

本当は、
すごくすごく怖かったんだということ。

それを突かれたことで、
やっとの思いで立っていたのにぐらぐらした。

けれど、問いを置かれて、
どこかホッとする感情もあったのかもしれない。




『無理に抜かなくてもいいか…。』


心の、この辺に、何かが刺さってるなー

そう気づいていること。
それが、大事。


どんな形のトゲなのか

どんな風に刺さってるのか

それに触れられると、どう反応するのか


つい反応した自分を、鳥の目で見てみる。


ただ、眺める。


最初は強烈な痛みが走って
大きく揺さぶられたとしても、

心の声を聴けるようになると
その揺れは小さくなってくる。

だんだん、反応しなくなってくる。


『抜けるに越したことはないか…』

そう思えたら、楽になった。


『抜いても、抜かなくてもいい』

そう言えたら、もっと楽になれる。



胸に刺さったトゲを抜く方法は、
自分の声を聴いてあげることだった。

そうか、自分との対話だったんだ。



トゲがあっても、生きていける。

トゲがあったからこそ、生きてこられた。

トゲは、その人らしさでもあるのだ。



美しいものには、大体トゲがあるしね。

トゲがあっても、美しくありたい(*´∀`)


どんな一日も、毎日がスペシャル♡