歌うように愛する喜びを伝えよう♪

親愛なる先生たち、
日々の保育お疲れさまです。


新年度が始まり、一週間経ちましたね。


新入生園児の慣らし保育。

持ち上がりでない子ども達との関係作り。

担任として緊張する保護者とのやりとり。

気難しい同僚とのコミュニケーション。



怒濤の一週間の間にも、
先のことをあれこれ考えてしまって

すでに胃が痛い、、( ´△`)



よーく分かります。


新年度に心が揺れるのは、
子どもや保護者だけじゃない。

それを受け止める先生も、
心が揺れること、ありますよね。



そんなときについ忘れがちなのが、

『聞くこと』です。



私は、忘れがちどころか
現役のときは「聞く」をまったく知りませんでした。

もともと人の話を聞けない性格で、
共感よりジャッジばかりしていたなぁ。

自分の本当の気持ちなんて、
ずっと置き去りだったなぁ。


あの頃「聞く」を知っていたら……

子どものこころで
「聞く」を学んでいたら……


もっと幸せな先生でいられたと思うのです。




私は、保育園の先生を辞めてから
解放されたことがたくさんあります。


その1つが、年度末から新年度の、
あの殺人的な忙しさ(心も体も)です。

もうね、記憶すらない。笑


自分が一日笑顔でいられたかなんて
思い返す余裕もない。


ただ、一日をこなす。

事故なく、怪我なく、
保護者からのクレームなく。


どんなに不安があっても
どんなに心が揺れて、怖いときも

それを切り替えて、
踏ん張って、
乗り越えて、
我慢して、

いい先生になることだけが正解で
正しく!ちゃんと!と

自分も周りも
厳しく見張るようになってしまいました。


ますます、
話を聞くことができなくて……

なりたかった先生像からは
どんどん遠ざかっていきました。


「いい先生」って、どんな先生?

私の中にも、
答えはなかったのかもしれません。



子どものこころのコーチング協会からの
メッセージがあるんですけどね。

私は、このメッセージを
お母さんだけじゃなく、先生たちにも届けたいと思って活動しています。


ママというキーワードを、保育者に。
子育てというキーワードを、保育に。

言葉を置き換えて書いてみました。
あの頃の私に向けて、書いてみました。


年度の始めの今、ぜひ読んでみてね♡


🌸*****🌸*****🌸*****🌸

【  子どものこころのコーチング協会からの
メッセージ  保育者ver.  】


「もっといい先生になるはずだったのに」

そう思っている保育者は
あなただけではありません。

だから安心してください。
 
 
言うことを聞いてくれない。
いくら注意しても困らせることばかりする。

そんな子どもの姿に、将来を不安に思う気持ち。
ひどく叱りつけた自分にがっかりする気持ち。

自分の保育が悪かったのではと
自分を責めてしまう気持ち。
よくわかります。

 
そこで私たちが提案したいことは
「いい先生」ではなく
「幸せな先生」になりませんか?ということです。

 
というのも、「いい先生」になろうとすると
保育者も子どもも、生きることが辛くなってしまうからです。

 
保育者が「いい先生」を目指しはじめると
「先生なんだから〇〇しなくちゃ」と自分を見張り、

「いい先生」の枠から外れたと思ったときに
自分を保育者失格だと責めるようになります。

 
また、子ども達が「いい子」に育っているかが
保育者の通信簿のように感じるようになります。

だから、子どもが「いい子」の枠から外れたと感じると
ここでも自分を責め、子どもに対しても辛く当たってしまいます。

 
そして子どもは、「いい子」になれない自分に劣等感を持ち、
「このままの自分ではダメなんだ」と自分を否定するようになります。

「いい先生になろう」、「いい子に育てよう」と頑張るほど
保育者も子どもも自信をなくして、窮屈になっていくのです。

  
だから私たちは、「いい先生」ではなく、
「幸せな先生」をめざしたいと思います。

 
私たちが言う幸せとは、
「自分らしい花を咲かせられること」です。

 
言い換えると、「私は私のままで大丈夫」という
安心感と信頼感をたずさえて、
保育者が保育と自分の人生に取り組めることです。

 
そのためには、
保育者が世間の言う「正解」に自分を合わせるのではなく
自分と子どもの正直な気持ちに心を開き、

様々な選択肢の中から
「私とこの子にとってはこれがいい」
という答えを選べるようになることが必要です。

 
そうして、保育者が自分らしさを許せるようになれば
子どもも自分らしさを自然に認められるようになります。

 
私たちはそれを「聞く」ということを通して
実現していこうとしています。


「聞く」ことはとてもシンプルですが、
保育者と子どもと、保護者の三者を幸せにするパワフルなツールです。

 
いま、あなたが保育で苦しいなら
「ちゃんと」や「正しく」の気持ちを少し緩めて
「自分らしい保育」に手を伸ばしてみませんか。
 
 
そして、保育を通じて幸せになっていきましょう。


🌸*****🌸*****🌸*****🌸



現場の先生たちに、
現場を離れた私ができることは

本当に何にもないんだけれど、
でも何かしらあるかもしれないと思って

ただただ、子ども達を守る先生を
応援したくて講座をしています。


幸せな先生になりたいな(*´∇`*)

そう思ったら、
ぜひ講座に来てください。


「聞く」を通して、
自分らしい保育や幸せの形を見つけて

イライラとさよならして
いきいきした自分に出会いにいきましょう!


先生のいきいきした笑顔が、
子どもの力にきっとなるから。


どんな一日も、毎日がスペシャル♡