歌うように愛する喜びを伝えよう♪
こんにちは、井手愛美です。
時間がない
余裕がない
ただ…
仕事は好きだから辞めたくない
とはいえ…
子どもと過ごす時間が少な過ぎて、
本当にこれでいいのか?という葛藤。
これは、我が母の子育て時期の悩み。
私が保育園児の頃、母は保育士として夜勤のある施設でフルタイムで勤めていました。
夫婦共働きで、
父は今でいうところの、イクメン。
とっても子煩悩でした。
子どもの頃を思い出してみると、
保育園の送迎は父。
休日は料理を作り、小さな私たちを連れてよく出掛けていました。
平日は二人とも本当に忙しく、
他県に住んでいた祖母もよくヘルプに来てくれていた。
私ね、
母と遊んだ記憶がほとんどないんですよね。
そう言ったら、母はがっかりしてた。
必死で子育てしてたのに、
遊んでもらった記憶がないとか言う
ひでぇ娘じゃ(ー。ー#)
でね。
保育園でも先生たちみんなに愛されてて、
寂しい思いをした記憶はないの。
保育園行きたくなーい!は一度もなくて、
保育園お休みやだー!って泣いて困らせてたくらいだったから。笑
いつも安定して過ごせていたのは、
家庭の中でいろいろケアしていただろう母のおかげ。
一番安心できるのはやっぱり母だったし、
大好きだったと思う。
私が今思っているのは、
できる時にできるだけしてくれていた
『夜のお話しタイム』
これが、子どもの私の心に安心感を育てたのではないかなと。。
寝る時間になったら、絵本を一冊選んで、
布団に入る。母がそれを読む。
弟が生まれてからは、
絵本は何冊にもなった。
もう一個!もう一個!って、
弟がワガママ言うから。
あんたばっかりズルいって思ってたな
ひらがなが読めるようになってからは、
私が読み聞かせする日もあった。
ただし、私の機嫌によるw
私が、保育園での一日をひたすら話す。
誰と遊んだか、給食は何だったか、楽しかったとかそういうこと。
母は、ただ聞く。
うなづいたり、相づちしたり、
たまに質問をする。
自分も目をつぶって話してるんだけど、時々目を開けて、母が起きてるか確認する。
母が先に寝てしまうこともあったけど、
そしたら私も寝るって感じだった。
それでも、よかった。
それで、よかった。
それが、嬉しかった。
母が夜勤でいない日。
父や祖母とは、
この時間はなかったように思います。
そうなんだよね。
母に読んでもらいたかった。
母に聞いてもらいたかった。
母の温もりを感じながら…
一日の疲れを癒して、
次の日のエネルギーを充電していたんだね。
母にとっては、
苦肉の索だったらしいけど…笑
親の想いは、愛情は、
どんな形でも子どもに伝わっている。
その時は分からなくても、
きっと分かる日が来る。
どんな一日も、毎日がスペシャル♡