2場所連続全勝優勝で
第2次黄金期を作ろうかという白鵬
今場所も優勝候補筆頭です。

密かに勉強してモンゴルの
キャリア警察官の資格を得たという日馬富士
6月には第3子(長男)も生まれ、気力充実、
9勝、11勝と低迷しているだけに、
横綱としては、今場所が正念場となります。

先場所13勝で、今場所の成績次第では
横綱昇進の期待がかかる稀勢の里
18歳で入幕を果たした逸材も今や27歳。
全勝優勝でもして
文句なしの昇進を果たしてもらいたいものです。

稀勢の里にライバル心を燃やす
鶴竜(大関)、妙義龍(東関脇)、
豪栄道(西関脇)、栃煌山(前頭2)
あたりが、どれだけ頑張るか、

その他、
八百長裁判で勝訴し、
14場所ぶりに復帰する蒼国来にも
注目が集まります。

左膝を痛めている元大関 把瑠都は休場。
十両落ちが危惧されます。
気力がないけど、
毎場所書いてるので、
記録を残しておきます。

優勝:白鵬 25回目(15戦全勝)
   (全勝は歴代最多の10回目)

先場所に続いて、全勝優勝で30連勝。
優勝25回は、朝青龍に並ぶ3位タイ。

日馬富士が上がり、稀勢の里が伸びてきて
気合が入りなおしたのか、
下降線に乗っていた白鵬が、
円熟期に入った感があります。

殊勲賞:該当なし
敢闘賞:該当なし
技能賞:妙義龍

妙義龍は、1横綱2大関を撃破し、11勝4敗。
同部屋同学年の豪栄道より、
出足があって、いい相撲を取ります。
 
豪栄道は1年間守った関脇で、ついに負け越し。
自分から攻める相撲に変えないと、
上は狙えないでしょう。

今場所は、終盤まで優勝争いに絡み、
7年ぶりの日本人優勝の期待がかかった
稀勢の里でしたが、だめでした。

来場所14勝以上で横綱推薦なんて
言ってる人もいるようですが、
変な期待を込めて、優勝なしで
横綱に上げては、おかしなことになりますよ。

幕下では、エジプト出身の大砂嵐が優勝して
小錦、把瑠都に並ぶスピード出世で
十両に上がってきました。

モンゴル時代の次は、アフリカ時代の到来か?
どんな相撲取るのか楽しみです。
日本相撲協会は3日、
東京・墨田区の両国国技館で臨時理事会を開き、
八百長問題で11年に解雇処分とした
元幕内力士・蒼国来関(29)の現役復帰を決めた。

解雇された時の地位と同じ幕内15枚目で復帰する予定。
7月場所から出場することになる。

5月の夏場所ではないのは、
幕内で相撲を取れる体を作るため
日本相撲協会から時間を与えられた形だ。

日本相撲協会による蒼国来関の解雇処分をめぐっては、
先月、東京地裁が「問題となった取組について、
八百長相撲であったと認める十分な証拠はない」として、
解雇を無効とする判決を下していた。

これを受け、
日本相撲協会側は3日、臨時理事会を開き、
判決を覆す証拠が乏しいことから控訴を断念、
解雇した蒼国来関の現役復帰を認める決定をした。

日本相撲協会広報部長・八角親方(49)
「率直に申し訳ないなという、協会としてそういう思いはあります」

復帰が決まった蒼国来関は3日午後に会見を開き、
「自分が大好きな相撲がもう一度を取れることを、
ものすごく喜んでいます。
応援してくれたファンの方の支えもあったし、
そういう人たちに恩を返せるような、
いい相撲を取っていきたいなと思います」と語った。


中国出身の蒼国来、
細身の体でなかなか面白い相撲を取っていました。

これからという時期に
ブランクができたのは痛かったですが、
頑張ってもらいたいと思います。



時間がないけど、
毎場所書いてるので、
記録を残しておきます。

優勝:白鵬 24回目(15戦全勝)

全勝優勝は歴代最多の9回目となりました。

敢闘賞:隠岐の海
技能賞・殊勲賞 該当なし

トピックスとしては、
元大関 雅山が、
幕下陥落が決定的となり引退を発表。

明大を3年で中退し、幕下付け出しデビュー。
史上初の初土俵から4場所連続優勝で
99年春に新入幕。00年名古屋場所に大関昇進。

初土俵から所要12場所での昇進は
昭和以降1位で“平成の新怪物”と呼ばれた。

だが、左足首関節および足根骨の脱臼などのケガに
苦しめられわずか8場所で陥落。

大関陥落後に68場所も土俵を務めたのは昭和以降最多で、
幕内在位は歴代9位の82場所。

全盛期の印象は、「腰が重い」でした。


八百長に関与したとして解雇された
元幕内蒼国来が、
力士としての地位確認などを求めた訴訟の判決で、
東京地裁は、解雇は無効と判断し、
幕内力士としての地位を認めた。

どうなるんやろ?
特異なパフォーマンスで人気を博した高見盛が
引退しました。

学生時代からバカにされているようなところがありましたが、
プロとして土俵に上がるようになって
純粋さが伝わる滑稽な動作が、観客に受けるようになりました。

幕下付け出しでデビューし
順調に幕内まで出世しましたが、
膝の大ケガで幕下まで転落するという悲劇に見舞われました。

このケガをきっかけに、
ケガの恐怖に立ち向かうためという
気合い入れのパフォーマンスをするようになりました。

もし大ケガをしなかったとして、あのパフォーマンスがなくても
あらゆる動作がおかしいので、
いずれは、注目されたでしょうけどね。

幕内中位~下位で長く相撲を取りましたが、
パフォーマンスだけでなく
相撲の差し身の良さ や しぶとさはなかなかのもので
一時は、幕内上位で活躍し、
朝青龍を得意の右四つの相撲で破ったこともありました。

絶好調の頃には、本場所と稽古場で力が全然違うと
稽古場で力を出さないことを批判されたこともありました。

気が弱いから、どうしても力を抜いてしまうのかもしれませんが、
結局、朝青龍に稽古場でバックドロップを食らい、
右肩亜脱臼の重傷を負うはめになりました。

高見盛が上位に定着できなかった理由は、ケガのせいだけではなく、
曙親方が東関部屋を去ったことも影響したように思われます。
どうしても力を抜いてしまう高見盛に
上の立場から稽古をつける人がいなくなったのは、マイナスでした。

曙は、高見盛に稽古をつけるうちに
まだ俺はやれると、勘違いしたのかもしれません。
いろいろな思いや事情があって格闘技界へ転身したんでしょうけど、
高見盛の稽古場での弱さが
曙を勘違いさせたというのも少しはあるんじゃないでしょうか。


そして、曙は、相撲最強伝説を信じていた人の期待を裏切ることになりました。

そもそも相撲にアドバンテージがあったのは、
江戸時代からせいぜい明治まででしょう。

相撲の古来からの稽古方法と生活習慣は、
体を大きくするのに理が適っていますから、
江戸時代の頃なら、体力的なアドバンテージから
相撲取りが強かったかもしれません。

でも、今となっては、
トレーニング技術が発展し、食にも恵まれてますから、
より格闘技に適した体を
効率的に手に入れることができるようになりました。

それに、色んな格闘技の技術交流も進み
格闘技界は、技術的にもずいぶん発展しました。

ですから、
もはや相撲取りは相撲取りでしかないわけです。

ただ、昔の力士なら
今の格闘技にも適応できる体を持っていたかもしれませんが。

今は今で、
従来の稽古方法に筋力トレーニングを加えるなど
現代的な進歩もあったとは思いますが、

食生活の変化から
力士の大型化が進んだことで、
稽古量の低下、膝などのケガの増加、
相撲の短時間化を招き、
その結果、持久力に関しては、
間違いなく今の力士が劣るでしょう。

でも、
こんな記事があったので、
参考までに書き留めておきます。

天龍「爆発」を予見していた大横綱・大鵬(東スポ)

 昭和38年12月、島田(天龍源一郎)少年は、
13歳の時に“日本マットの祖”力道山の訃報を聞きながら
風雲の志を抱いて福井・勝山の古里を跡にして大相撲の世界に飛び込んだ。
部屋は力道山がかつて所属していた二所ノ関部屋だった。

 13歳の少年にとって相撲部屋での生活はカルチャーショック以上であった。
当時、二所ノ関部屋で横綱だったのが、去る19日に亡くなった大鵬。
「大鵬のように強くなりたい」の一心で稽古に励んだのは自然のながれだろう。
2~3年も立つと相撲界でやっていける自信もついてきた。

 相撲に対する思い入れ、勝負哲学、稽古の仕方、後援者との付き合い方、
ちょっと早いが酒の飲み方と総てが大鵬が基準となり、
真似るようになっていったのはしかたがない。

大鵬は相撲界にはびこる「ごっちゃん体質」を嫌ったが、
天龍もプロレス界に身を投じてから「ごっちゃん体質」を忌み嫌った。
酒も食事も身銭を切って仲間のレスラーや新聞記者、
カメラマンたちと豪快そのものだった。
ある時などは後援者と食事をしたが、
天龍は支払いを何げなく済ませ、お車代まで渡していた。

 天龍は相撲崩れ、相撲上がりという言葉を嫌い
「俺は大相撲出身者」と言っていたものだ。
そんな天龍が「相撲は瞬発力でプロレスは持久力だ」
というフレーズも嫌ったのは意外と知られていない。
これまた人間離れした大鵬のスタミナの凄さを目にしたからだ。

 横綱・大鵬は当時5大関を相手によく稽古を積んだ。
ある時、大鵬は一杯の水を口に含み
北葉山、佐田乃山、栃ノ海、栃光、豊山らを相手に申し合い。
約30分間ほど5大関を相手に右に左に投げ捨て土俵に仁王立ち。
ひとつも息を乱さず稽古を終えると口に含んでいた水をピュッと吐き捨てたのだ。
激しい申し合いで一回も口を開けなかった大鵬。
それを見て「人間、鍛えればここまでになるんだ」と天龍。

 その後、二所ノ関部屋の後継問題に巻き込まれ
大相撲界と決別しプロレス界に身を投じた天龍。
全日第三の男と言われたが、馬場、ジャンボ鶴田との差は埋めようがなかった。
それでも御大・馬場は天龍の将来性を疑わず電車での移動となれば
グリーン席を用意した。昔は地方巡業でよく行われていたのが、
客集めの意味を込めたサイン会。天龍はいつも鶴田の添え物という形だった。

 確か昭和50年代後半の頃だったと記憶している。
杜の都・仙台のデパートで鶴田と天龍がサイン会でペンを走らせていた時、
一際大きな男が人だかりの後から覗き込むようにしていた。
新弟子のスカウトに仙台を訪れていた大鵬親方だ。
気づいた天龍は人だかりを蹴散らして一直線。
米つきバッタのように頭を下げていた。

 記者はその時、大鵬親方に「天龍はいかがですか?」と聞いた。
「いい顔してたよ。そのうち爆発するんじゃないか」との言葉が返ってきた。
その数年後、天龍は“人間風車”ロビンソンのパートナーに指名されて
馬場、鶴田のPWFタッグ王座に挑戦して大ブレーク。
阿修羅・原とのコンビで全日マットに革命を起こし、
押しも押されもせぬ日本マットのメーンイベンターになっていく。
その姿を一番先に予見していたのは他ならぬ大横綱・大鵬だったのだ。
優勝 日馬富士(15戦全勝)

敢闘賞 高安(12勝3敗)
殊勲賞 該当なし
技能賞 該当なし


先場所、新横綱で9勝6敗に終わり、
酷評された日馬富士が全勝優勝。

5回の優勝のうち、3回が全勝と
幕内最軽量ながら、乗ってくると強いですね。

緩やかに下降線をたどる白鵬は、
今場所は妙義龍、琴欧洲、日馬富士の3人に黒星。

全盛期は、受けに回っても強かったですが、
今場所は、下がりだすと、粘りがなかったです。

今場所は、
元横綱 大鵬の死去、
その大鵬を生んだ二所ノ関部屋の閉鎖、
人気力士 高見盛の引退とネタは色々ありましたが、

忙しさに負けて、
相撲をじっくり見ることもなく、
ブログも更新できませんでした。

先々場所、先場所と2場所連続途中休場で、
大関から陥落した把瑠都は、
8勝7敗に終わり、大関復帰はならず。

先場所、11勝を上げ、
次期大関候補と期待された豪栄道も
8勝止まり。

そのライバルの妙義龍も、
白鵬に勝ったものの、
負け越して殊勲賞もとれずでした。


ワクワクさせてくれる力士が
出てきてくれないと、
ブログを書く意欲も出てきませんね。
優勝 白鵬 14勝1敗(23回目)

殊勲賞:該当なし
技能賞:豪栄道(11-4)
敢闘賞:松鳳山(10-5)

新横綱の日馬富士は、9-6

大関陣もパッとしませんでした。
鶴竜9-6、稀勢の里10-5
琴奨菊8-7、琴欧洲9-6
把瑠都1-2-12(大関陥落)

それに比べて、
技能賞を取った豪栄道はよく頑張りました。
中盤の4連敗は痛かったですが、
これで、4場所連続で関脇の地位を守りました。

敢闘賞の松鳳山は、
福岡出身で、九州場所の声援に後押しされ
頑張りました。

野球賭博問題のときには、
自己申告しなかったために、出場停止2場所の処分を受け、
十両から幕下に下がったこともありましたが、
今場所はよく頑張りました。
白鵬を2差で追っていた平幕 旭天鵬が、
大関 琴奨菊に寄り切りで敗れ4敗目。

この瞬間に白鵬の優勝が決まりました。

貴乃花を抜く歴代単独5位の23回目の優勝です。

今年は2回しか優勝できませんでしたが、
6年連続で年間最多勝を取り、
まだまだ第一人者の地位は揺るいでいません。

昨日今日と左足からの踏み込みに立ち合いを修正し、
いい流れで千秋楽を迎えます。

新横綱 日馬富士は、4連敗。
完全に歯車が狂ってしまいましたが、
千秋楽で意地を見せてもらいたいものです。
1敗:白鵬
2敗:日馬富士、千代大龍
3敗:稀勢の里、琴欧洲、豪栄道、栃煌山、旭天鵬、豊ノ島

日馬富士が琴奨菊に敗れ、
白鵬が琴欧洲に敗れました。

日馬富士は、苦手の琴奨菊に
低く行き過ぎて、バッタリ手をつきました。

白鵬は、仕切り線から下がって
思い切って当たって行きましたが、
右足を前にして当たってますから、
琴欧洲に左上手を引かれ、
右半身になって、防戦一方。

全盛期ならそれでも受けきって、
反撃できたでしょうが、
今の白鵬には残す腰がありませんでした。

左足を前にして、
左上手を狙う立ち合いをすれば、
まだまだ強いはずなんですが、
そういう立ち合いを
もう長い間見ていません。

豪栄道ー栃煌山は、
豪栄道が両差しを許しながらも、前に出ていって、
栃煌山が回り込もうとする所を
首投げでねじ伏せようとしました。

豪栄道の首投げがすっぽ抜けたように一瞬見えましたが、
抜けきっておらず、栃煌山の手の方が早く着いたように
見えました。
行事軍配は、栃煌山でしたが、
物言いがついてもいいのではないかと思いました。
全勝:白鵬
1敗:日馬富士
2敗:豪栄道、豊ノ島、千代大龍

豪栄道が初日から8連勝と頑張りましたが、
横綱2連戦で、2敗に後退です。

昨日の日馬富士戦は、右が差せたので
勝負になるかと思いましたが、
まさかの勝負中断で、やり直し。

日馬富士の足が出たと思って、
審判が止めた訳ですが、
組んだまま止めてくれたら、
再開できたのに、
取り直しは、豪栄道に不利でした。

今日から
隠岐の海が休場ですか。

今場所は日馬富士の連勝を32でストップさせ、
琴欧洲にもいい相撲で勝ってましたし、
力つけてきたなぁと感じていただけに
残念です。