父の時代は
寡黙で 忍耐強いことが 尊ばれた
僕も 我慢強い
理不尽でも 3年は耐えられる
母子家庭の中で 育ち
母は 働き 僕は 預けられ
一緒に暮らしたのは 外地から引き揚げた後は 通算数か月だった
寂しさの感情は欠落している
読書が唯一の慰め
後に 音楽が加わった
高校生時代に 多くのものを学んだ
そのお蔭で 今でも 人生前向きに生きられている
母は 苦労を背負い生れ 苦労の中で 93歳で逝った
母の写真が一枚ある それは20才の時のパスポートの写真
僕の書棚に 飾ってある