姉の子が 小学生時代に 僕に食べさせたいと
卵焼きを創った 運ぶ途中で それを落とした
大泣きをした 同時に 泣き止むまで 労わった
そんな繰り返しで 互いの絆を強めた
遠慮はないが 優しさ 労りはある
晩年は 姉の子に世話になった
何でも 聞いて来る 買い物にも行かせられる
それは 認知症対策・・・毎日 忙しい
でも 腰を痛め 庭でひなたぼっこ
父母のこと 姉のことを思い出す
そっと姉の子が近寄って 昔のことを話す
お父さん代わり 恋人がわりでも あったらしい
私のお墓に入れてあげるから 安心しなさい
どうやら 姉の子は あの世に逝っても 僕をこき使うらしい