僕は 姉の子に 世話になりながら 暮らしていたが
ある日 ある朝 目覚めることが出来なかった
それから 随分 時が経った
神様から お知らせが・・・
天の門の前で 待っていると 姉の子がやって来た
20代の姿をしていたが 僕は ずっと彼女が年を重ねた姿の方が好きだ
姉夫妻も来た 姉の子の夫も来た
その夜は 満月だった
みんなで 月を見ていると そのうち 2人だけになった
2人は 肩を寄せ 思い出に浸った
始めて 心と心で 会話した
恋の始まりは 情熱的で 衝動的だが 思いを貫かなければ 成就しない
いつまでも いつまでも 互いの心を見詰めあった
本人たちが望まない限り 月夜の夜は 明けない
恋心 見詰めるうちに 涙に変わる
それは 人間世界も 神の世界でも同じ
涙を通して見る月は 美しい
そうして 2人の想いは 永久の世界で 成就したのである