僕等は こんなことがあって 手をつなぐことを止めた | ~愛の一行詩~

~愛の一行詩~

私も見知らぬ貴女に支えられて生きている

 姉の子は 親から 人との関わり方


僕から 勉強の方法を学んだ


勉強途中で 何度も 涙目になった


学校で学んでいるものは 全て 人間に関わることだ


具体的に 人を例えて 物事をとらえなさいと言った


だから 夏目漱石と言えば 漱石のプロフィールが浮び


「心」に書かれている 近代を生きる知識人の苦悩を思い浮かべた


 姉の子は「苦悩」というだけで 涙目になる


この感性は 素晴らしい・・・僕の心が燃える


幾度か こんな体験があって 姉と姉の子と買い物に出かけたとき


姉の子と いつもの様に 手をつないだ


その感触は いつもと違う・・・戸惑い 手を離した


姉の子は 始めて恥ずかしそうな顔をした


それから 手をつなぐことは 二度となかった


ようやく 姉の子が大人になった


同時に 僕も 大人になれた様な気がした