彼のバックには 宮沢賢治の詩集 五木寛之の「親鸞」
そしてブルックナーの交響曲8番のCDが入っている
他に グレープの紅茶と 秋田の文旦梅が入っている
今日の彼のバックの中味・・・
私は会う度に 愚痴をこぼす・・・
その後に彼は 何も言わず 「親鸞」を抜粋して朗読し始める
終えると 自分で紅茶を入れ 私にも勧める
彼は 飲みながら 文旦梅をカリカリかじる・・・
「君の愚痴は 僕の忘却の世界に埋めたから もう忘れろ」という
貴方は 全てのことを忘却の世界に埋められるのと聞いたけど・・・
埋められないものがひとつある 愛し合った男と女の思い出だけは・・・
男と女の友情はあるか・・・と聞かれれば 私は断固としてあると答える
「会わないか」 乱暴な言葉で電話をすれば 「おう」と答えて
指定された処にやってくる
レストラン 勿論料金は全て彼持ち・・・で