家族に 挨拶をいつの間にか しなくなった私
ひとりで 黙々とご飯を食べ 学校に出かける
帰っても 部屋に引きこもる
会いたくない 話したくない いつも心は虚しさで覆われている
けだるい生活 周囲は私のことで いつも緊張
私だって 何かしたい ぬけだしたい そう思うときがある
私の祖母は認知症 私を幼稚園児と思い込んでいる
挨拶しなさい うるさいが仕方がない
ある日 突然 顔の表情が変わり
お前は良い子だ
もうお前の顔が段々解らなくなってくるのが 寂しいといいだした
何年かぶりに 誉められた
そうだせめて 祖母への贈り物に 挨拶で応えよう
明日 家族全員の前で 挨拶してやる
私を理解してくれる祖母に 長生きをしてもらいたいから